2010年時点での正式最新版、Lightwave9.6について、覚書してみたい。
統合3DCGツール。「レイアウト」と「モデラー」というツールから成り立っている。モデラーはポリゴンモデリング、レイアウトはレンダリングやボーン設定、アニメーションなどを行うツールだ。
全体的に操作感が古いのだが、数多くの有償無償プラグインにより、だいたいのことはできる。また、価格帯も趣味レベルのユーザが、気軽に、ではないが、なんとか買える範囲だ。(十数万円。たまにセールで十万円を切ることもある)
使いこなすポイントは、使いやすいようメニューやショートカットを自分好みにカスタマイズし、しっくりくるプラグインを選定するってことだと思う。素のままだと、なんだこの使いにくいツールは!とキーッとなってしまうんじゃないだろうか。私はキーッとなった。
3DCGソフトの機能としてはひと通り揃っている。
Lightwaveの強みは、なんといっても有償・無償のプラグイン。ここでは、定番プラグインとも言えるような有名プラグインを紹介したい。これらを導入することで、Lightwaveはプロ仕様のツールへと進化する…らしい。
unreal セルシェーディング(アニメ調にレンダリング)するためのプラグイン。
WORLEY LABORATORIESのプラグイン
どれも完成度が高く、例えばシミュレーションやレンダリング時に余計なメモリを消費しないように作られているプロ仕様。ひと通り揃えたいが、それなりに高い。個人的にはTaft($99)だけでも入手したいところ。
素の状態だと、obj形式でのインポートができて、静止画がレンダリングできる、というレベルでの連携。あまり嬉しくない。
ただし、PoserPro2010(または、旧PoserProでも可能)の機能、PoserFusion2010 for LightWaveを使えば、Poserシーン(pz3形式ファイル)が、そのままLightwaveで読み込める。
NewTek
販売元。英語サイト
D-Storm
日本の販売代理店。独自の無償プラグインを数多く配布。
イーフロンティア
日本の販売代理店。
amazon
幅広い書籍やソフトウェア、ハードを扱っている。ときどき、大きな値引きをしていることも。
関連:
統合3DCGソフト Lightwave9.6とは?