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ParticleIllusionゲット 特殊効果山盛り

 先日購入したParticleIllusionの購入処理が終わったらしく、ダウンロードリンクがメールで送られてきた。

 さっそくダウンロードしてインストール。インストールの最後のほうに、「アクティベート」という認証作業があったが、まあ特に問題なく認証完了。

 うむ、見た目は体験版と全く同じで、特に新たな感動はない。当たり前だが。

山盛りの特殊効果

 特殊効果は、Windowsのエクスプローラのように、画面右にずらりと並んでいる。グループが9個に分かれていて、特殊効果の数としてはだいたい100個くらいだろうか。


▲デフォルトの特殊効果

 100個か。まあ、そんなもんだろう。充分充分。

 そう思っていたら、開発元のWondertouchは、毎月10個以上の特殊効果パックをユーザに無料提供しているらしい。

 へえ、それはお得だなあ。でも、そういうのって1年くらいで突然やめて、最初からなかったようなことになるんじゃないのかなあ。

 とんでもなかった。

 この会社は、2000年から、毎月特殊効果パックをフリーで配布し続け、なんと2008年11月現在も配布中だったのである。最低でも月に10個として約9年。ざっと1,000個以上は特殊効果が最初から用意されているということだ。

 数が多すぎていちいち数えていないが、実際には2,000個くらいはあるんじゃないか。

過去公開されたエミッター(特殊効果)集 オーク

(開発元のWondertouchからもダウンロード可能)


▲ライブラリパネルから右クリック→Quick Load Libraryで特殊効果パックを切り替え可能。ものすごい数

 特殊効果パックの中には、ユーザが作成したフリーの特殊効果も多く含まれているようだ。ありがたく使わせてもらおう。

 それにしても、まず、内容をざっと見るだけで大変だ。

After EffectsとParticleIllustionの違い

 After Effectsは体験版をちょちょいといじっただけだが、なんとなく違いのようなものがわかってきた。

 細かい点は色々あるが、After Effectsは三次元的な特殊効果をかけることができるのに対し、ParticleIllusionは二次元的な特殊効果をかけることができる、ということだ。

 実写動画に特殊効果をつけるとき、ParticleIllusionだと、少々安っぽい感じになってしまうのである。まあ、このへんは工夫しだいで、それらしく見せることは可能なようだ。

 問題ない。まったく問題ない。

 私は動画を作ったとしても、Youtubeとかにアップして喜んでいるレベルの人間なので、そんな超リアルな効果は求めてないのである。それっぽければ充分なのだ。

 そして、AfterEffectsはそれゆえに、強力なマシンパワーを必要とするが、ParticleIllusionはとってもサクサク動く。

 少しだけ惜しいのは、AfterEffectsには画像を解析して、たとえば動いている人物の目の位置を自動的に追跡(トレース)する機能があるが、ParticleIllusionにはない。あれがあると超便利だよなあ。

まとめ

 とりあえず私は今、2万円超の衝動買いに、完全に納得した。

 山盛りの特殊効果、私のパソコンでもサクサク動く軽さ、そして安さ。特殊効果は自分でも作成できるようなので、もう少しいろいろいじってみることにしようと思う。

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