Poser覚書> ソフト間連携 > particleIllusion連携

Particle Illustionでループするパーティクルを作る

 メールで質問をもらったので、覚書しておきたい。

 特殊効果付与ソフト「 Particle Illusion 」でループするパーティクルを作る方法だ。

 元ネタのチュートリアル: Creating Loops in Particle Illusion 3.0

ざっくりしたやり方

 ParticleIllusionでは、通常、ループするパーティクルを作ることはできない。これは、フェードアウトするパーティクルを開始タイミングをズラして配置し、パーティクルの切れ目をごまかしてループしているように見せかける方法だ。

 パーティクルの種類によっては、ごまかしきれない、というか切れ目部分が目立ってしまうものもあるので注意しよう。

やり方

画面上部の、以下の部分を150に変更し、トータルフレーム数を150に設定。

適当なパーティクルをステージに配置。
パーティクルのPropertiesで、「Frames to Preload」を0にする。


パーティクルのパラメータ「number」を90フレーム以降0になるよう、画面下部のグラフを編集。


▲グラフを直接クリックすると、点が出てきてドラッグで移動できる。点を右クリック→Deleteで消すこともできる。


パーティクルのパラメータ「visible」を130~150フレームにかけて減少&0になるよう、画面下部のグラフを編集。


レンダリングして、連番ファイルを書き出す。

なお、書きだすフォーマットを静止画(bmpとかpng、jpgなど)にしないと連番出力できないので注意。


▲書き出しフォーマットをPNG形式にした

レイヤーペインのLayer0上で右クリック→New Layerを選択し、新規にレイヤー(Layer1)を1個作る。


Layer1をLayer0の下に持ってくる("Layer1"と書いてある部分をドラッグで移動)


Layer0で右クリック→Background Imageを選択、先ほど書きだした連番ファイルを選択。


プロパティは以下のようにする。

Layer1で右クリック→Background Imageを選択、先ほど書きだした連番ファイルを選択。
プロパティは以下のようにする。

できあがり。さらにレンダリング(画面上部の赤丸アイコンをクリック)して、ループするパーティクルの出来上がり。

 ちょっと大雑把だけども、これで今回の覚書を終わる。

関連:
ParticleIllusionゲット 特殊効果山盛り



Poser覚書> ソフト間連携 > particleIllusion連携 もくじ