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PoserのPythonメモ

 PoserはPythonというスクリプト言語を使って、いろいろ面白いことや凝ったことができるのだが、私自身がまるでPythonをわかっていないので、特に基本的なことをメモしておくことにする。

  • 構文の区切り(カッコ)は、インデントで行う。インデントはタブとスペースが混在してたりするとエラーに。
  • 条件指定時は、&& や ||ではなく、and と or 。
  • int(string_value)で整数に、str(int_value)で文字列に強制変換(キャスト)。
  • if 条件文 : ←条件分岐(if文の構文) 最後のコロンを忘れがち
  • type(オブジェクト名)で、オブジェクトのタイプが、dir(オブジェクト名)で、オブジェクトが持つフィールドやメソッドの一覧がわかる。 print type(poser_obj) などのように使う。

パラメータ名の指定・値の設定

import poser

scene = poser.Scene()
actor = scene.CurrentActor()
parm = actor.ParameterByCode(Poser.ParmCodeXSCALE)
parm.SetValue(88)

 選択対象のxScaleの値を88にする

 パラメータ指定は、以下の記述でもOK

parm = actor.Parameter("xScale");

モジュールのヘルプ

Poserに限らず、Pythonのモジュールのヘルプは以下のようなスクリプトを実行すると表示される。

import poser

help(poser)

 ただし、ソースコードにキチンとドキュメントが記述されているときのみ。ろくにドキュメントのないモジュールには一度実行してみるといいかも知れない。

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