フィギュアの目の焦点をカンタンに合わせるスクリプトをちょちょいといじって、目以外にもPointAt用のターゲットを自動生成するようにした。
▲スポットライトにPointAtのターゲット(白い立方体)を生成した例
▲レンダリングしてみた
たとえばスポットライトを選択状態にして、このスクリプトを実行すると、小さな立方体ができてスポットライトはその立方体をPointAt(注視先?)に自動設定する。立方体をマウスで動かすと、スポットライトの照らし先が自由自在に移動できるというわけだ。
これをアニメーションに使うと、闇の中を逃げる某泥棒の三世をスポットライトが動きながら照らす、という面白いことができる。ちなみにこの効果はPoser Scene Masterの中で使おうと思っていたのだが、版元からキャラクター使用のOKが出なかったため、ボツになってしまった。
import poser
scene = poser.Scene()
targetact = scene.CurrentActor()
scene.LoadLibraryProp( "/Runtime/Libraries/Props/Primitives/box.ppz")
act = scene.CurrentActor()
fig = scene.CurrentFigure()act.SetName(targetact.Name()+" Target")
act.SetParameter("Scale" ,0.2)act.SetParameter("Ytran",0.8)
act.SetParameter("Ztran",0.4)act.SetVisibleInRender(0)
targetact.PointAt(scene.Actor(targetact.Name()+" Target"))
scene.DrawAll()
なお、対象はフィギュアの体の一部でも、カメラでも、もちろん小道具にでも使うことができる。
特にカメラに使うと、ターゲットを画面中央に捕らえたまま、視点の回転やズームができるので意外に便利かも知れない。
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