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漫画を参考に迫力を出してみる(失敗例)

 迫力がない、とよく言われる3DCGの画像を、漫画のアクションシーンを参考にして迫力を出してみたい。


▲モデルは Michael4 。左は The Freak 4 。Morph++で足を長くしてある。

 手元にあった、範馬刃牙21のピクルVS花山薫のイメージシーンを参考にポージング&レタッチ。この漫画は、絵からダメージ加減が伝わってくる、痛そうな漫画である。

 ポージングはまあまあだけども、漫画的な効果線の部分がいまいちな気がする。あとはやっぱり、服のしわとか汚れとか、舞う塵のリアルさとか、そういうものを一つ一つ仕上げないと迫力はなかなか出ない気がする。

追記)もう少し丁寧に、背景や筋肉の影などをPhotoshopでレタッチしてみた。

  • Poser画像を複製して、フィルタ→「コピー」をかけたものをしたものを不透明度15%で乗算して筋肉の影を強調、漫画っぽくなった…気がする
  • 右の人の腕のブレは、パスで適当な形を描いてからフィルタ→変形→波形で少し歪ませ、フィルタ→ぼかし→移動で残像っぽいものをつけたあと、フィルタ→インク画(外形)で鉛筆で書いたようなざらざらを足した。
  • ブラシの「角度」と「サイズ」にジッターを設定して、適当なところをクリックしまくり塵を作った。塵はレイヤー効果で若干立体感を出した。
  • 適当な背景をつけた

 Webで、素人が公開している漫画っぽい画像としては、まあ許せる範囲のような気がする。とにかく、少しづつ進歩していきたいなあとぬるいことを考えつつ、今回の覚書を終わる。

関連:
大男フィギュア The FREAK 4
Michael4 Base紹介

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