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Poser Pro 2014 Game Dev ファーストインプレッション

なんか面白そうという雰囲気に飲まれて、Poser Pro 2014 Game DEVをゲット。

 

20140806.003

 

割と最初から、色々と「落とし穴」的なものがあったので、これを見た人がなるべく苦労しないよう、覚書しておくことにしよう。

 

購入時に表示される日本円表示が、なんだか高い!

 

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最初にシリアル番号入れろっていう表示以降は日本語表示だ。それはいい。だけど、金額が微妙に高くない?

まあ、150円程度の差なんだけど。

 

その後の購入画面が全部英語になってしまうが、150円損するのヤダという人は、画面右上の「日本」を「United States」に変更しよう。金額が無事、ドル表示になる。

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私は150円を気にするセコい男なので、英語表示のまま突き進んだ。

 

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例によって「Optional Extended Download Service」は、2年間ダウンロード有効になるけど、お金かかるよというオプションだけど、不要なのでチェックを外しておく。以降は、特にひっかかるようなところはないかなぁ。

 

インストール後、最初のハマりどころ

 

「なにこれ、PoserPro2014と何が違うの?」

以前は、日本語環境だと「英語モード」にしないと動かなかった凶悪なダウンロードマネージャも、無事に日本語対応していて無事に動いた。問題は、ダウンロードしてからだ。

 

起動すると、PoserPro2014でお馴染みのおばさん顔フィギュアが表示され、新機能らしきものがどこを探してもないのだ。

 

これはあせる。RuntimeDNAのフォーラムでも、何人かが「2014と違いがわかんないんだけど????」と慌てていた。

 

実はこれ、「PoserにPoserPro2014GameDevのシリアル番号を入れて、Poserを立ち上げ直す」という手順が必要なのだ。

 

具体的には、Help→Personarizeで、シリアル番号の画面が出てくるので、PoserPro2014GameDevのシリアル番号を入れる。さらに、E-Mailもあらたに要求されるので、そこも合わせて入力する。

 

こんな感じ。*のついてるとこを入力すればOK。

 

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で、いったんPoserを終了させて、再度立ち上げると、起動時の画面がハゲのスパイになるのだ。

 

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▲ハゲのスパイ

 

各機能のありかは?

すぐゲームに使える!5G分のキャラ、服、小物、シーンアイテム

今まで付属していたフィギュアのことだった。もしかしたら、新しいフィギュアが追加されてるかもしれないがチェックしていない。

 

ポリゴンリダクションシステム

フィギュアなどのポリゴン数を減らす機能。

Figure>Reduce Polygons  と Object>Reduct Polygons。フィギュア全体、ボディパーツ単体、プロップ(小道具)のポリゴンを減らせる。

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左が通常の Aiko4 。右がんー、たぶん、ポリゴンの数を1/8くらいにした状態。

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ワイヤーフレームで見るとこう。おお、かなり荒くなってるね―。

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オール三角ポリゴンになってしまうけども、そこまで劣化してない。簡単操作で、軽めのキャラが出来上がりって、嬉しい。

 

(服を着たフィギュアのような)複数のコンフォームフィギュアを一体のフィギュアに

 

対象フィギュアを選択状態にしてから、 Figure>Combine Figure

 

隠れているフィギュアの扱いをどうするかのダイアログ。

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  • Add polygons to group:’UnseenPlys’  ポリゴンを消さずにUnseenPolysグループに入れる
  • Delete polygons ポリゴンを消す

 

左がAiko4に服を着せたフィギュア。右が一体化させたフィギュア。

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いったん脱げモーフなどは初期状態に戻るが、モーフ自体は一体化しても生きている。すごい!

 

髪の下、服の下にあったポリゴンがいくつか削除されている。(ちょっとザラザラした感じになっているだろう?) たぶん、全自動でやるとこういう不具合が出るんだろう。

 

隠れたポリゴンの削除は、自動と手動を組み合わせて、綺麗に仕上げる必要がありそう。

 

見えないポリゴン除去

 

figure > find unseen polygons

 

フィギュア一体化のときに出てくるやつと同じ。

20140806.015

 

一体化の前にキレイに仕上げておいたほうがいいのかな。

 

キネクト対応

Windows > Addon > Kinect Capture

 

20140806.016

 

ああ、面白そう。だけど、私はキネクトを持ってないので試せない。悔しい。

 

FBXエクスポート インポート

File>Import>FBX
File>Import>FBX

 

アニメーション情報も出力できるらしい。それって、すごいことなのか?

 

Export時のパラメータ。色々細かく指定できるみたい。

image

 

FBXか・・・何と連携させたら面白いんだろう?

 

UNITYの mecanim?っていうので、キャラクター取り込んで遊べるのかな。骨格がどうとかがあるのかな。まあ、ちょっとメモっておこう。

 

memo:Unity - Mecanim - シンプルでパワフルなアニメーション技術

 

まあ、そんな感じ。 一応ゲーム開発用だけど、たとえばDAZのフィギュアを(ポリゴンリダクションしたとしても)ゲームに持ち込んで、勝手に売ったりしたらまずいんだろうなあ。

 

私としては、動画を作る際に使いやすいキャラクターを作り出せるってところに魅力を感じた。FBXも、なんかPoserの世界が広がりそうな予感がする。わかんないけど。

 

そういったマニアックな機能が欲しかったんだよなあ、という人はチェックしてみるといいんじゃないだろうか。

 

>>>Poser Pro 2014 Game Devの詳細ページ(英語)

関連:
Aiko 4 Baseフィギュア



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