Chromeブラウザが重い。
最近、我慢出来ないくらいに遅くなってきた。
今回は、8GBのメモリを搭載したパソコンでChromeの動作が重くなった経験と、メモリ増設で解決した体験談を記録しておく。
Chromeが重くなる原因
Chromeが重くなる主な原因って何?と検索したら以下のようなのが出てきた。
- タブを開きすぎている
- 拡張機能を入れすぎている
- キャッシュが貯まっている
- メモリ不足
そんなにタブ開いてないし、キャッシュクリアしても拡張機能を全オフにしてもさほど変わらない。
それなのに、何かの拍子にハードディスクアクセスのランプがチカチカチカチカ!と点滅…というか、ほぼ常時点灯状態みたいになって、マウスカーソルが操作不能になるほどだった。
もうこれはメモリだろう。メモリ増設しかないだろうと思った。
メモリ増設という選択
パソコンの買い替えも考えたが、まずはメモリを増設することにした。メモリ増設には様々なルールがあるので、以下の手順で調査を行った。
1. パソコンの最大メモリ容量を確認
そもそも増設できるんかい?
私が使用しているDELL OptiPlex 7010(ミニタワー型)は、最大16GBまでメモリを搭載できることがわかった。
最近は64Gとか搭載できるっぽいけど、このパソコンは古いので16Gまでみたいだ。まあでも、倍に増えるなら上出来。
2. 現在のメモリ構成を確認
私のパソコンには4GBのメモリが2本搭載されており、メモリスロットは4個あった。構成は以下の通りだった:
- 4GB
- 4GB
- 空き
- 空き
とりあえず、メモリ増設はできそうだ。空きがあるんだからな。
カタログを調べると、このパソコンに使えるメモリの型番はDDR3という規格らしい。
DDR3の8Gは2枚セットでも3000円くらいだった。安いな。
名前がメッチャ長い。
とりあえず「DDR3」で、「デスクトップ用」ということがわかっていればいいらしい。その他の呪文のような情報は、まあわかんなくてもなんとかなった。
3. メモリのデュアルチャンネルについて
メモリのデュアルチャンネルとは、2枚のメモリを同時に使用することで転送速度を向上させる技術だ。1と2、3と4のスロットがペアになっており、同じ容量・同じ規格のメモリを搭載することで処理速度が向上するのだそうだ。
へー。
どのくらい変わるんだろ?
調べてみるとこう。
- 理論上、メモリ帯域幅が2倍になります。
- 実際のパフォーマンス向上は、タスクや環境によって異なりますが、約10〜20%程度の向上が報告されています。
へー、1割~2割かー。でも、これは計算処理中心で使う場合。ゲーム用とかバッチ処理みたいなことをやるときには有利だけど、ネット見たりブログ書いたりとかの用途では対して差が出ないそう。
まあでも、いちおうデュアルチャンネルってことを意識してやっていこうかな。
4. 増設方法の検討
最適な増設方法としては、以下の2つが考えられた。
その1デュアルチャンネル無視案
- 4GB
- 4GB
- 8GB
- 空き
その2できるだけお金をかけずにデュアルチャネル案
2. 1: 4GB, 2: 4GB, 3: 4GB, 4: 4GB
- 4GB
- 4GB
- 4GB
- 4GB
しかし、筆者は事前の調査で8GB×2枚に交換するのがベストだと思い込んでいたので、8Gx2構成にした。
メモリ増設の実施
8GBのメモリ2本を購入し、既存のメモリと交換することにした。DDR3-1600 PC3-12800規格のメモリを選んだ。
まあ、DDR3以外の数字の意味は特にわからないが、大した差はないだろう。知らないが。
注意点
- メモリの規格(DDR3やDDR4など)を確認すること。規格が異なるとパソコンに装着できない。
- ミニタワー型はパーツが密集しているため、メモリスロットにアクセスするには他のパーツ(DVDドライブなど)を取り外す必要がある。
- パーツの取り外し時は慎重に行い、元の接続状態を写真に撮っておくと安心だ。
結果
メモリの装着には意外と手間取った。なんていうか、パソコンカパッと開けて、メモリスロットにたどり着くのが難しかった。
ミニタワー型はパーツがギチギチに詰め込まれているし、配線もギリギリを攻める感じで取り回しされている感じ。
でも、世の中のパソコンいじり大好きさんたちのブログを見て、どうにか作業を終えた。
写真があればわかるだろと思ったけど、動画で確認したいところだな…。
8GB×2枚のメモリに交換した結果、パソコンの動作が大幅に改善された。Chromeの動作も軽快になり、快適に使用できるようになった。
まとめ
メモリ増設を検討する際は、以下の点を確認したほうがいいかも知れない。
- パソコンの最大メモリ容量
- メモリの規格(DDR3やDDR4など)
- 現在搭載されているメモリの構成
- デュアルチャンネルの構成
メモリ増設はあまりお金をかけずに性能が爆上がりする。特に、ネットや文書作成などの用途だと、かなり早くなるのだ。
どうせこっから先も、Chromeはどんどん重くなるので、メモリ増設してよかったと思う。
今回かかった費用:2,980円。