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MANGA STUDIOでフキダシを作る

 MANGA STUDIO 3.0 EX(英語版コミックスタジオ)のフキダシに関することを覚書してみたい。

基本的なフキダシの作り方

 フキダシは、「Materials」ウインドウの「WordBalloons」に入っている。Materialsウインドウなんて出てないぞ、という人は画面上部のメニューから、Window→Materials(またはF10キー)で表示させよう。

 

 MaterialsウインドウのWord Balloons内から「Standard2」を原稿にドラッグ&ドロップ

 原稿の左上にぽつん、とフキダシが置かれる。まずはコイツを目的の位置に移動させよう。後でまた移動させることもできる。

 Tool Boxから、Move Layer(十字型のアイコン)を選択
 Layersで「Standard2」レイヤーが選択されていることを確認
 フキダシをドラッグして、目的の位置に移動


▲十字型のアイコンが「Move Layer」

 Layersウインドウのフキダシレイヤー(Standard 2)をダブルクリック

 Layer Propertiesが開く。

 Textタブにセリフを入力し、各設定を行う。

 フォントとサイズは、セリフを入力後、セリフをドラッグで選択してから変更しよう。何故かそうしないと変更できないのだ。「Vertical Text」はチェックすると縦書きになる。続いて、フキダシのシッポを設定しよう。シッポというのが、誰が話しているセリフか示すためのものだ。

 Word Balloonタブをクリック
 Add Tailをクリック


▲Fit Textは「文字に合わせてフキダシの大きさを変える」、Keep Aspect Ratioは「フキダシの縦横比を維持する」、「Fill Word Balloon」は「フキダシ内を塗りつぶす」。

 するとフキダシの中央付近に「□」が現れる。

 「□」をドラッグして「しっぽ」を設定

 これでフキダシの完成だ。


▲完成

漫画用フォントを無料で作る

 漫画用フォントは、漢字とひらがな・カタカナとでフォントが異なる特殊フォントだ。日本語版コミックスタジオでは、そういう漫画フォントを合成して作る機能があるらしいのだが、英語版ではどうやらなくなっている模様。そこで、以下を参考に漫画フォントを作ってみた。

 参考:タマキツッコム:漫画フォントの作り方 

 これでバッチリマンガっぽくなるはず。

「心の中で思っているときのフキダシ」は簡単に作れないのか?

 なんと表現すればいいのかわからないが、こういうやつだ。

 シッポ部分を「○」で置き換える感じのフキダシ。とりあえず今は、中を白く塗りつぶした円を並べてそれっぽくしている感じだが、めんどくさい。絶対に何か方法があるに違いないと思うのだが、今回は見つけられなかった。見つかり次第また覚書してみようと思う。

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