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Poser→メタセコイア→CelsViewでトゥーンレンダリング

 前回の、Poser→メタセコイア→WaRaBi MPでトゥーンレンダリング - Poser覚書から続き。

 では、CelsViewでの表示をやってみよう。


CelsViewでレンダリングした、 Aiko3 + A3 Nurse

Poser→メタセコイア→CelsViewでレンダリングのやり方

 CelsViewはmqo(メタセコイアの独自形式ファイル)形式のファイルのみ読み込める。まずは、メタセコイアでmqoファイルとして保存しておく必要がある。

 Poserからのエクスポート&メタセコイアへの取り込みの部分は、Poser→メタセコイア→WaRaBi MPでトゥーンレンダリング - Poser覚書を参考にして欲しい。

メタセコイアの上部メニューから、ファイル→名前を付けて保存を選択

 これで、mqo形式でデータを保存することができた。

 CelsViewを起動して、画面上部のメニューからファイル→開くを選択

 先ほど保存した、mqo形式のデータを開く

 読み込み直後は、輪郭線がちょいとイケてない感じ。少々設定をいじろう。

 画面上部のメニューから、オプション→エディットモードを選択

 ウインドウ左にパネルが現れ、設定をいじれるようになる。

 画面左の「セルシェーダ」パネルで、

  • 全てデフォルトにチェックを入れる
  • 太さを0.05に変更

 フィギュアの輪郭部分のギザギザ軽減のために、アンチエイリアスも設定しておこう。

画面上部のメニューから、表示→アンチエイリアスを選択

 なお、「影」にチェックを入れると髪の影が不自然に表示されたので、とりあえずオフにしておいた。


▲髪の影が、透明マップで抜かれていない感じ?

 あとは、ライトの方向を変えて陰影をいい具合に調整しよう。ドラッグでリアルタイムに影の調整ができるのはありがたい。

 画面左の「ライト」パネルに表示されている球体をドラッグして、ライトの方向を調整

 これで完成である。


▲完成

 ファイルに保存するには、以下の手順を行う。

 画面上部のメニューから、ファイル→キャプチャを選択

 キャプチャオプションを指定

 とりあえず、アンチエイリアスのみx4を指定しておいた。

 (追記)髪の毛の先端がざらざらになる場合は、上記の「ウインドウ倍率指定」を2.0とか3.0とかにしてサイズの大きな画像を書き出してから、Photoshopなどのキレイに縮小できるツールでサイズを変えればいいようだ。ただし、あまり大きくしすぎると時間がかかる。

 これでファイル名をつけて保存できる。出力形式は、BMP、PNG、JPG、TGAの4種類だ。

 レンダリングというか、リアルタイム表示っぽいが、かなりきれいなトゥーンレンダリングである。Poserフィギュアをいろいろ試してみたいなと思いつつ、今回の覚書を終わる。


 参考)

CelsView CelsView開発・配布ページ。塩肉亭内の1コーナー。 

関連:
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次のプレビュートゥーンが大幅にクォリティアップする技へ


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