DAZのメイド服、The Maid For Aiko 3 and Aiko Toonを紹介してみたい。Aiko3.0とAiko Toon用のメイド服である。
▲メイド服 右はBelBel
日本でウケそうなメイド服を見事に再現しているんじゃないだろうか。製作したWillという人はよほど日本通なのか。それはともかく、付属品は以下の通り。
▲付属フィギュア。DSとついているのはDAZ STUDIO用なので気にしなくていい。
▲小道具 傾いたときの液体まで付属しているのが芸コマ
▲ポーズデータ 色のバリエーションが楽しめるようになっている
なかなか面白いフルボディモーフが仕込まれているので、いくつか紹介しよう。
上の画像は、AM Apron2のフルボディモーフ、Body to Fitを1.0にしたもの。裸の状態で体にピッタリ合うように変形するのだ。つまり、裸エプロンを想定したフルボディモーフなのである。
次はスカートのフルボディモーフBackDownをいじってみる。スカートの後ろ側が長く、前が短くなるというものだ。アイドルっぽい。単に短くするためのフルボディモーフ「SkirtsShorten」も用意されている。
なお、座ったりしたときにスカートの向きなどをコントロールするには、スカートの腰部を選択すると出てくるモーフターゲットを調整する。
▲Front Side-Side …などのパラメータでスカートの向きを調整
▲袖がぷっくりふくらむ
ブラウスに仕込まれているのは、Baloon Sleevesというフルボディモーフ。袖を膨らませて、よりメイドっぽく(?)見せることができる。
▲後ろ髪がピーン
付属の髪、Ponytail Hairに仕込まれているフルボディモーフ「Straighten Ponytail」。これを1.0にすると後ろ髪がビシィッと立つ。スーパーサイヤ的な感じである。使い道としては、仰向けのポーズのときなんかに、髪の毛がだらりと垂れた状態を実現するためのものだろう。その他、後ろ髪や前髪の微調整用のフルボディモーフも付属している。
襟(Collar)は二種類付属しているが、胸まであるエプロン(AM Apron2_P)着用時には、AM Collar2のみ着用可能。AM Collar1を着用すると、エプロンから襟がはみ出てしまうのだ。これはきっと、そういうもんなんだと思う。
▲胸まであるエプロンにAM Collar適用
▲腰から下のみのエプロンに、AM Collar2適用。特殊な形状の襟だ。
腰から下のエプロン(AM Apron1)と、胸まであるエプロン(AM Apron2)は合成できる。
▲エプロンの一部を見えないようにするMATポーズ
二種類のエプロンを同時に着用して、Apron1に「Apron1HideUpper」を、Apron2に「Apron2HideApron」を適用すれば、腰からしたのひらひらが丸くて、胸まであるエプロンが完成するのだ。ちょっとややこしいが。
フィギュア型のはねぼうきがついているのだが、いまいち使い方がよくわからない。「右手に持たせる」ような設定がうまくできないのだ。これはわかり次第、追記していきたいと思う。また、グラスと液体セットについても、折りを見て触れていきたい。
メイド服自体はフリーでも配布されている(→Costume Festival Aiko/XinXin)し、Renderosityでもたくさん販売されている。今更メイド服って、遅いよという感もあるだろう。しかし、今更発売する分、とても良くできている。日本で言うところのメイド服をとてもよく研究している人が作ったな、という感じがするのだ。
また、DAZの紹介ページにあるサンプル画像では、メイドがつまづいてトレイの上に乗せたグラスなどをひっくり返すという「ドジなメイド」が実現されている。制作者か、もしくは助言した人がものすごい日本通なのは間違いないだろう。たぶん。
アニメ調表示(トゥーンレンダリング)に使えそうな髪がついてくるのもポイントが高い。いずれ、この服を使って動画を作ってみようと思う。
The Maid For Aiko 3 and Aiko Toon
Aiko3.0とAikoToon用のメイド服。ブラウス、エプロン、スカート、パンツ、ストッキング、靴、襟、ポニーテールの髪にトレイとグラス、グラスの中身(液体)が付属。MATポーズで色合いを変更出来る。
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