よつばとフィギュアぽいものを作る 服・ムービー編
前回作っていたシャツのPoserフィギュア化が完了。さらに、ズボンも作ったので、ムービー化してみた。
▲服を着せてムービー化。
よつばと!は最新刊では、顔がまんまるになっているので、こうしてみるとあまり似てない気がしてきた。
▲よつばと最新刊(2008年11月時点)
▲今回、一応完成した、よつばフィギュア。
いつものように、今回の作業で学んだことをメモしておこう。
服作り
- 私は「パーツ分け」が、いつもイヤでイヤでしょうがなくて、いつも AutoGroupEditor を使っていたが、 Hexagon 上でやってもそれほど手間じゃないってことがわかった。 いや、むしろ最初から手動でやった方がキレイに出来るのではないか。まあ、これはどういうふうにパーツ分けすればいいかが、だいたいわかるようになってきたからかも知れない。
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- 面選択して選択面を隠す(Ctrl+B)で、邪魔なポリゴンを非表示にしまくる
- 選択範囲を拡大(Shift+「+」)を多用して、クリックしやすい面をちょいと選択してから、小さかったり奥の方に隠れている選択しにくい面に選択範囲を広げていく技が役に立つ
- ジョイントパラメータの調整はだいぶ慣れてきたが、どうも作業効率が悪いように感じる。
- しわの作り方…フィーリングで適当にしわを作らず、資料(今回は Dynamic Wrinkles and Drapery を参考にした)を見ながら、作るといい感じ…になったようなそうでもないような。
- ズボンのポケットを作ったのだが、シャツに隠れてしまったので無駄だったような気がする。
- ズボンの造形も、例によって「 挫折しない服作り 」方式でやってしまった。一からモデリングというのは、今さらめんどうすぎる。
ムービー化
- 表情をころころ変えるために、レンダリング範囲を区切って7分割してムービー化。一発レンダリングするよりは、表情のキーフレーム設定が楽な気がする。
- DAZ STUDIOに読み込むときは、Poserの「バイナリモーフ(PMD)使用」をオンにしているとモーフが働かない。
- ムービー化は、DAZ STUDIOで連番画像として書き出したものをTMPGEncでmpeg1ムービーにエンコードし、Windows付属の「Windowsムービーメーカー」でつないだ。
今後の課題
- 手が完全固定されているのでなんとかしたい
- 靴を作りたい
- 服をもっと増やしたい
- もう少し整えて、無料公開できるようにしたい。
まあ、やり残しもいろいろあるが、次回からは「とーちゃん」フィギュアを作っていきたいと思う。
https://zenryokuhp.com/poser-oboegaki/archives/2008/11/post_105.htmlよつばとフィギュアぽいものを作る 服・ムービー編
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