MAXONが25歳までの学生を対象に、CINEMA 4D R11.5 最上位バージョンのStudio Bundleを無償配布することを発表した。
提供されるCINEMA4Dは、通常版と全く同じ機能をもち、ウォーターマーク(強制的に入るロゴなど)もなし。ただし、利用期限は登録から1年で、制作された作品は商用利用不可とのこと。だが、趣味の範囲ならばYoutubeなどへの公開も可能らしい。
CINEMA4Dは、「宇宙戦争」や「スパイダーマン」シリーズなどの映画で使用されている、プロ仕様にも耐える統合3DCGソフト。用途に応じた様々なモジュールが用意されている。
無制限の無料配布というワケではないが、卒業するまでにちょっと触っておくか、という用途にはマッチしそう。なお、通常アカデミック版は販売を継続するとのこと。
また、同時期にイーフロストアにて、CINEMA4D通常版が55%オフで販売されている。期間は、2010/08/31まで。
対象製品は次の3つ。
いずれもプロ仕様の高級グレードで、MAXONで行われているビッグサマーキャンペーンよりさらに5%オトク(MAXONでは、50%オフ)だ。
また、「MAXONサービス契約」一年分も無償で付属している。これは、1年以内にバージョンアップがあった場合、バージョンアップ版を無償でもらえる権利だ。詳しくは、詳細ページの「MAXON Agreementについて重要なお知らせ」で確認して欲しい。
CINEMA4Dには「乗り換え版」という、他の3Dソフト(ShadeやBryceなどの低価格ソフトも対象に入っている!)から乗り換える場合の優待版があるのだが、上記3製品に限っては、乗り換え版を買うくらいなら、通常ビッグサマー版を買う方がはるかに安い、という価格になっている。
関連: