Poser覚書> ニュース > 無料情報

無料でテクスチャやHDRIがゲットできるサイト SPECTRALOGUE

SPECTRALOGUE

 

SPECTRALOGUEトップページ

 Poser用に加工されているというわけではないが、けっこういいカンジのテクスチャを提供しているサイト。

 おすすめなのは、以下の三点。

  • 布テクスチャ Texture Reference→Fabric / Seemless Textures→Fabric
  • HDRI HDRI以下に16枚のHDRI画像
  • 女性の肌 People以下に4人分の女性の肌画像(つまりヌード画像ということだ)

 布テクスチャの「Seemless」(シームレス)というのは、タイル上に並べても境界線が目立つことなく一枚の布のようにキレイにつながるということだ。

 シームレスな布テクスチャを、Poser用服に適用する手順を紹介しておこう。まずは、テクスチャをダウンロード。

■ヒョウ柄テクスチャのページを開き、見本画像の下にある「click for full resolution」をクリック

なお、ヒョウ柄テクスチャは以下の場所にある。
Seamless Textures >Fabric >seamlessfabric_0056.jpg
(→ヒョウ柄テクスチャのページ直リンク

■画像がブラウザいっぱいに表示されるので、画像の上で右クリックして「名前をつけて画像を保存」

 保存はbmp形式になる。このままでもPoserで使えるのだが、ファイルサイズが巨大(3.8メガ)になるので「ペイント」などで、jpg形式として保存しなおすといいだろう。(jpg形式にしても2メガ程度ある)。あんまり巨大なテクスチャを使うと、Poserでのレンダリング時にメモリ不足でエラーになる可能性があるからだ。

 ここから、Poserでの作業。

■フィギュア本体・服をライブラリから呼び出す


 このシマシャツは、私が先日Poserチュートリアル「挫折しない服作り編」の作例として作ったカンタンTシャツだ。各自好きな服を呼び出して構わないが、服のUVマッピング(テクスチャを服に貼り付ける設定のことだ!)なんかによっては、思い通りにいかない可能性もある。

■マテリアルルームを開き、服のマテリアルを指定。

 Poserサーフェースの拡散色にテクスチャ画像をつないだだけのシンプルな構成だ。


 これをちょちょいといじって、以下のように変更しよう。

マテリアル設定の手順は以下の通り

■シェーダーウインドウの何もない部分で右クリックし、新規ノード→数値演算→数値演算関数を選択

 

 これで「数値演算関数」ノードが出来る。

■以下のノードを接続

  • 「数値演算関数」ノードの「値2」 ←→ イメージマップ
  • 「Poserサーフェース」の「バンプ」 ←→「数値演算関数」ノード

■以下のノードのパラメータを変更

  • イメージマップ:
    • イメージソースの右横のファイル名をクリックし、先ほどダウンロードしたヒョウ柄のテクスチャファイルを指定
    • u拡大縮小を0.2に変更
    • v拡大縮小を0.2に変更
  • 数値演算関数:
    • 数値演算引数を「減算」に変更
    • 値1を「1」に変更(これはデフォルトで1のはず)
    • 値2を「1」に変更
  • Poserサーフェース:
    • バンプを0.2に変更

 これでできあがりだ。レンダリングしてみよう。


▲ゴージャスな感じの人に

 なお、このサイトのテクスチャは商用・非商用に限らず利用可能とのことだ。(2007年1月10日現在)ただし、テクスチャ自体の配布や転売は出来ない。つまり、自作服を配布するときにこのサイトのテクスチャを添付したりしてはいけないので注意しよう。

関連:

次のOKPHair for BJDへ


Poser覚書> ニュース > 無料情報 もくじ