PoserPro2012 の新機能、リアルタイムOpenGLプレビューをいじり回してみた。
レンダリングしなくても、プレビューである程度最終レンダリングのイメージがつかめる、従って、テストレンダリングの回数が減って効率が良くなる、ということを目的にしていると思われる新機能だ。
まあ、それは確かにそうなんだと思うが、私としてはそんなにプレビューの品質があがるなら、YouTube前提程度ならプレビューだけでムービー作っても大丈夫なんじゃないの?と思った次第である。
おおむね大丈夫で、満足しているのだが、気になる点もいくつか。
▲左は複雑なマテリアル、右はシンプルなマテリアル。
▲複雑な肌マテリアルを使っているフィギュアをプレビュー。何故か表示がザラザラに。
追記)ManihoniさんからTwitterで教えていただいた。これは、マテリアルのSpotsノードの色が逆転してしまうバグだとのこと。マテリアルにSpotsノードを使用していると発生するようだ。とりあえず、修正されるのを待つことにしたい。
影関連の調整は、Render SettingsのEnable hardware ShadowsのところにあるDepth biasと、ライトのPropertiesにあるPreview shadow sizeあたりだろうか。
▲Render→Render Settingsの影関連調整箇所
▲ライトのPropertiesにある、影のマップサイズ(詳細さ)調整箇所
ちょっといじってみたのだが、うまくいかなかったので私はあっさりあきらめた。そんでもって、出来上がったムービーを見て、動いていれば多少カゲが汚いのなんか目立たないし、いいかと思ってしまった。
気になるところはあるものの、Youtubeにアップする程度のアニメーションに使うには充分といったところ。
アニメーションに使う場合は、Render SettingsのStyle Optionsにある「Remove back facing Polys」(裏向きのポリゴンを除去する)をオフにしておくと、不自然さがかなり減っていい感じ。
とりあえず、もう少し使い込むことにして、今回の覚書を終わる。
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