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プロとして恥ずかしくないPhotoshopの大原則(CS3対応) ★★★★★

 プロとして恥ずかしくないPhotoshopの大原則をゲット。

 買うときに、「プロの方ですか?」と聞かれたらどうしようと思いながらレジに持って行ったが、特にそういうことは聞かれなかった。いいえ違いますという言葉を心の中で練習していたのが無駄になってしまった。

 この本、以前から見かけていたのだが、この度新しく、Photoshop cs3に対応した改訂版が出たのだそうだ。本自体大きく、画像がふんだんに使われていてカラー、非常に見やすい。cs3の新機能なんかもまとめられていて、cs2ユーザの私は、うっかりバージョンアップしてしまいそうになるのだった。

 Poserとの絡みで言うと、Photoshopはレンダリング画像のレタッチやテクスチャ作成に使うツールといったところか。

■目次

  • Photoshop CS3の新機能を知る
    • Photoshop CS3バージョンアップのポイント
    • ここが新しいPhotoshop CS3の新機能
    • Photoshop CS3 Extendedの拡大機能とは
  • デジタル画像の基礎
    • デジタル画像の基礎を理解する
    • 作業前に環境設定を確認する
    • Photoshopの作業エリアを理解する
    • ファイルの新規作成と開くと保存を理解する
    • 画像のピクセルとカラーモードを理解する
    • レイヤー機能の基礎を知る
    • 画像補正の流れと基礎を知る
    • 部分処理を可能にする選択範囲の基礎を知る
  • 選択範囲を極める
    • 選択範囲の種類と特徴を理解する
    • アルファチャンネルを活用して選択範囲を保存する
    • クイックマスクとレイヤーマスクを活用する
    • トレース感覚で選択範囲を作るパスを活用する
    • 矩形選択ツールとグリッドを組み合わせる
    • カラーチャンネルを利用して選択範囲を作成する
    • 「色域指定」を利用して選択範囲を作成する
    • 抽出機能を使って選択範囲を作成する
    • 選択範囲の作成と実戦的手順をマスターする
  • 画像補正を極める
    • 画像補正の基本手順と押さえておきたいポイント
    • 明度・色調を数値として確認する
    • 画像補正とその流れを理解する
    • モデルをより魅力的にメイクアップ処理する
    • ノーメイクのモデルに自然にメイクを施す
    • デジタルレタッチによって女性を10歳若返らせる
    • 光の映り込みを強調させてレンズの光沢感を演出する
    • 金属物のハイライトとシャドウを強調する
    • 照り焼きの表面をよりリアルに補正する
    • 料理をみずみずしくおいしく見せる
    • 各色を調整しカラーバリエーションを作る
    • どんよりした空を快晴にする
    • 不要なものを消し風景をドレスアップ
    • イメージ通りのモノクロ写真をつくる
    • カラーからモノトーンへの変換と印刷表現
    • 新緑を紅葉色に変更する
  • 画像合成を極める
    • 画像合成に必要な知識の写真の原理を理解する
    • 画像合成を行うための素材の条件
    • 画像合成を行うための切り抜き方法となじませ方
    • テクスチャを残して作成したロゴを貼り付ける
    • 背景を工夫して魅力ある商品写真に加工する
    • 商品の映り込みと影を演出する
    • Illustratorデータで時計のデザインを変える
    • グラスに水滴をつけて冷えた感じを出す
    • 風景の一部を加工して水面を作る
    • 女性を切り抜いて風景に馴染ませる
    • 閑散とした街並みに人物を合成する
    • オリジナルの壁紙を作成し背景に合成する
    • 窓に風景をはめ込んでインテリアの雰囲気を変える
  • フィルタを極める
    • 画像の加工に必要なフィルタの基礎知識
    • フィルタを実践的に活用する
    • Photoshop CS3標準搭載フィルタ効果一覧
    • ノイズやテクスチャで画像に面白みを加える
    • ハーフトーンスクリーンとスクロールでコラージュ
    • 輪郭のトレースでイラスト風のイメージを出す
    • 同じパーツを繰り返し重ねて構成するコラージュ

■まとめ

 画像にフィルタを適用して保存、という程度の使い方しかしていなかった私にとってはありがたい内容だった。まず、各章の前半が基本パートとなっていて、基本手順が解説されている。そして、後半にはチュートリアル形式で、「この結果を得るにはこの手順を実行します」という解説が載っているのだ。

 思えば、Photoshop CS2を購入した当初は、あまりに思い通りにならないので途方に暮れたものだ。いや、正直に言うと、今もまだ途方にくれている最中なのだ。そんなわけで、基本~応用までが詳しく解説されているこの本で、最初から勉強しなおしてみようと思う。

 プロとして恥ずかしくないPhotoshopの大原則 ★★★★★

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