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裸体ポーズイラスト集 DRAWING THE LIVING FIGURE ★★★★☆

 DRAWING THE LIVING FIGUREという本(洋書)をゲット。著者はJoseph Shepardというアーティストの方だ。

 Poserでのポージングのリアルさをあげるのに役立つかなー、と気まぐれで買ってみた。

内容

  • chapter 1 REVIEW OF ANATOMY
    • 男女の体の解説。骨の構成や、筋肉のつき方が前、後ろ、横から見たイラスト(表紙のようなデッサン)とともに解説されている。
  • chapter 2 STANDING FIGURE 
    • 男女の立ちポーズ8種のデッサン、骨の曲がり方、筋肉の変形具合を図で解説
  • chapter 3 SEATED FIGURE
    • 男女のイスに座ったポーズ8種のデッサン、骨の曲がり方、筋肉の変形具合を図で解説
  • chapter 4 KNEELING  FIGURE
    • 男女のヒザを立てた(?)ポーズ8種のデッサン、骨の曲がり方、筋肉の変形具合を図で解説
  • chapter 5 CROUCHING FIGURE 
    • 男女のしゃがんだポーズ8種のデッサン、骨の曲がり方、筋肉の変形具合を図で解説
  • chapter 6 RECLINING FIGURE
    • 男女の横になったポーズ8種のデッサン、骨の曲がり方、筋肉の変形具合を図で解説
  • chapter 7 TWISTING FIGURE
    • 男女の体をねじったポーズ8種のデッサン、骨の曲がり方、筋肉の変形具合を図で解説

 なお、それぞれの章の8種の内訳は、正面、背後、スリークォーター(斜め前)、横からのポーズが男女別に用意されている感じ。モデルはデッサンごとに異なるので、さまざまな年齢層・体型の方々の体や骨格を観察することができるのだ。

 観察した結果何が変わるかというと、何も変わらないような気がするが、Poserでポーズを作っていて「あ、ここは不自然だ」と気づくことができるかも知れない。または、JCMなんかを作ってて、関節の曲げにともなう筋肉の変形具合なんかの参考になるかも知れない。

まとめ

 結局、すぐにPoserの何かの役に立つような本ではないが、ポーズによる肉の変形みたいなのを参考にして、より説得力のある絵を作れるかもなあ、そのうちね…、とか思いつつ、今回の覚書を終わる。

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