試す、などとタイトルに書いているが、もう実際に買ってしまっている。未知の、興味を引くものに対して財布のヒモがゆるすぎる私なのであった。
まずは起動。
▲Virtual Fashion BASIC起動画面
なんだかスタイリッシュな、おしゃれな感じ。おしゃれすぎて、直感的に何をどうしていいものやら迷う。そして、このソフト、めちゃめちゃ重い。はっきり言って、このソフトを起動したら他のソフトは一切使えないと考えた方がよさそうである。マシンパワーにもよるのかもしれないが。
いろいろ試行錯誤したり、マニュアルを見たり、紹介動画を見たりしてわかったのは、こんな感じのこと。
実際に試してみた、簡単な例を紹介しておこう。
まずは、フィギュアと「ベース服」を選ぶ。ここではジェームスに、長袖長ズボンのベース服を選んだ。ちなみに、このベース服は顔まですっぽりと覆われている、上野クリニックのCMのような服だ。
▲フィギュアとベース服を選ぶ
続いて、服をカットしていく。カットの方法は、お絵かきソフトによくある方式で、ラインを引いていって、囲んだ部分をカットするというもの。この段階では、「線を引いて塗り分け」しているようなイメージだ。
まずは、ラインを引く。点を打っていって直線的に線を引く方法と、ベジェ曲線(ドラッグ操作で線がぐにぃーっと曲がるアレだ)で引いていく方法がある。二つの方法を混合して線を引くこともできる。わりと複雑なラインが簡単に引けるようになっている。
「左右対称」「前面のみ対象」などのこまごまとしたオプションがあるが、よくわからないので無視した。
線を引いて、右下のはさみアイコンをクリックすると色が塗り分けられていく。
▲Vネック+腹に穴の開いた変な服
次は、塗り分けた箇所を切り抜いていく。なんだか変な感じ。切り抜き方は、画面右下のToolsの立方体にマイナスがついてるアイコンをクリックして、切り抜きたい場所をクリックだ。
▲切り抜き
では、布にマテリアルを割り当てよう。今回は、「重い木綿」を割り当てた。各マテリアルを選ぶと、球体に布がファサッとかぶさるアニメーションが画面右下に表示されて、布のやわらかさや見た目を確認できる。
▲割り当て
本当は、ここからさらに服の模様をつけたり、形状を調整したりするらしいのだが、まだ全然わかんないので、とりあえずフィッティングをしてみた。重力に従って布を人体にフィットさせるという計算作業である。Poserでは、クロスルームのドレープにあたる部分だ。
▲計算中
で、どうなったのかというと、服の形状に無理があって、布がべろりんちょと垂れ下がって見るに耐えない状態になってしまった。
▲べろりんちょ
使いこなすには時間がかかりそうだ。とりあえず、今日はこのへんにしておこう。
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