メールをいただいたので、 Hexagon 2.2の不具合について紹介しておきたい。
Poserコミュニティ、Forum3Dでもすでに話題になっているが、Hexagon2.2でPoserのモーフターゲットを作成するとフィギュアの顔が爆発するという不具合が発生する。
▲Hexagon2.2で作成したモーフターゲットを適用し、「顔が爆発する」不具合が出た例 どーん
モーフターゲットを作る - Poser覚書の手順で、 Aiko3.0 に対してモーフターゲットを作ったところ見事に不具合が出た。ひどい有様である。これは、Poser7英語版SR2、日本語版SR1(ともに最新のパッチを適用)両方で再現した。
他のフィギュアでもやってみようかな、とPoser6フィギュアのBenでも同じことをやってみる。
▲モーフターゲットは正常に適用されているが、とても怖い顔になった例
Benでは、モーフターゲットは正常に適用される。原因は不明だ。
■いつ修正されるのか
この不具合は、「vertex order bug」(頂点順序のバグ)と呼ばれているようだ。
DAZのフォーラムでは、よせばいいのにDAZ社員が「個人的な考えだが、秋に出るHexagon3まで時間がないので、2.2とHexagon3の間にアップデートは出ないと思う」と発言して、「秋だと?頭がおかしいのか」「秋って何年の秋?」「一歩進んで二歩下がる」などと猛反発が出ている。
私としては、秋まで待っても別にいいのだが、Hexagon3にまたどんくさい不具合がついてんじゃないの?とか、アップグレード価格が超高いんじゃないの?とか色々心配ではある。
■まとめ
Hexagon2.2は2.1の不具合がいろいろ改良されているが、新たに上記の不具合があり回避不可能のようだ。DAZに「購入者だが、2.2は不具合があるので2.1をダウンロードさせてくれ」と言っても「それはできない」とむげに断られたという話も聞いている。「モーフターゲットの作成はできないけど、フツウのモデリングは一応出来るから…」となかばあきらめつつ、Hexagon3を待つことにしよう。
関連:
Aiko3.0フィギュア紹介
Hexagon製品情報