Carrara7が65%オフ　Carrara8無償アップグレード権つき

　 DAZ にて、Carrara8 Pre-Saleと称して、Carrara8無償アップグレード権つきのCarrara7が65%オフで販売されている。（ただし、 プラチナクラブ 会員限定。）

　→元情報 Special Carara 8 Pre-Sale　（英語。プラチナクラブ会員のみ読める）

　　Carrara8の発売がいつかは明記されていないが、65%オフの期限が2010/04/28（現地時間）っぽいので、4月末あたりにCarrara8がリリースされるんじゃないだろうか。たぶん。

→Carrara7製品一覧

Carrara8の新機能

　Carrara8の目玉は、64ビット対応とオープンソースの物理シミュレーションを内蔵したことのようだ。今までのバージョンでも物理シミュレーションは出来ていたのだが、より性能がよくなるよ、という感じなんだろうか。ざっくりとだが、新機能一覧を訳してみた。

• 64ビットハードとOSに対応し、より複雑なモデル・シーン作りが可能になった。また、マルチスレッドもサポート。DAZでのテストでは、平均してレンダリング時間が200%短縮されたようだ。
• Bullet物理シミュレーションが可能になった。（Pro版）Carrara8内部にオープンソースのBulletライブラリがインプリメントされている。
• COLLADAとFBXによるデータ変換精度（？）が改善された。
• フィギュアや服を、ゼロポーズにせずにCarraraのモデリング機能で編集出来るようになった。ポーズをとった状態での服の変更（ハミ出し対策など？）に役立つ
• ネットワークレンダリング機能が改善された。マスターマシンからのノード切り離しも可能に。
• ライティングツールの多くの点を改善。ユーザインタフェースが改善され、スポットライトのバーンドア（？）、ネガティブライト（使うと暗くなる？）、ゴッドレイ（空から差し込む光みたいなもの？）などが可能に。
• アニメーションツールにも多くの変更。DAZ StudioのPuppetterがCarrara8に追加された。.avi出力時のオーディオ不具合が改善された。
• 法線マップに対応した。
• 植生Labにも多くの改善が施されている。

　64ビットマシン＆OSを持っていて、大掛かりなシーンやアニメーションをばりばり作りたいぜ！という人には魅力的なんじゃないだろうか。あとは物理シミュレーションがフィギュアの服や髪、小物などの揺れに適用できるんなら、アニメーションがぐっと楽しくなりそうだ（詳細は不明）

　詳しいことがわかり次第、また紹介することにして,今回の覚書を終わる。

　

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