Carrara6 Standardで、Poser6のファイル(pz3形式)を読み込んでみた。
■まずはNative Import
読み込むのは、このファイル。Poser6日本語版で保存したBelBel+A3用メイド服だ。
▲Poserでのプレビュー画像
Carrara6 Standardを起動し、画面上部のメニューから、File→Importでファイルを選択。
これは、Poser用ファイルを直接読み込む「Native Import」というやつだ。
▲Carrara6に読み込んでみたが…
しかし、ポーズがちゃんと読み込めていない。目が白目になっているのとかは、レンダリングするとちゃんと直る。
▲とりあえずレンダリング ポーズ以外はよさそう
ポーズはおかしいものの、体の各パーツは階層構造として読み込まれている。Carraraでは、読み込んだあとのPoserフィギュアもポーズが変えられるということだ。
しかし、Poserでのポーズを正確に再現してくれないのは困ったもんだ。というか、こんな基本的なことが出来ないなんてどうなってるんだ。
■TransPoser2でインポート
今度はTransPoser 2 for Carrara 6で、インポート。
TransPoser2をインストールすると、インポート時に「Native Importer」か「Transposer」を選べるようになる。
Transposerにチェックを入れ、他はデフォルトでインポートしてみた。
今度はポーズもちゃんとインポートされた。
ああ、やっぱりTransPoser要るのかなあと思ったら、こちらでも落とし穴が。
なんと、フィギュアが体のパーツごとではなく、一つのカタマリとして取り込まれてしまっているのだ。これではCarrara側でポーズを変えたりすることができない。
■まとめ
そんなワケで、以下のような状態になった。
たぶん、Native ImportでインポートしてこそCarrara 6の機能が発揮できるんだけど、インポート部分がバグッちゃってるということなんだと思う。もしくはちょいと設定をいじればうまくいくのか。とりあえずもう少しいじってみることにして、今回の覚書を終わる。
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