Poser8日本語版 発売以降、ちょくちょく質問メールをもらうので、FAQ(よくある質問)形式でまとめておこう。
もうちょっと整理して、詳細解説ページへのリンクっぽくしていきたい。
グラフィックボードのドライバが古い可能性があります。最新のものにバージョンアップしてみて下さい。また、そもそもグラフィックボードとの相性が悪い場合があります。その場合は、プレビュー時のハードウェアアクセラレータを無効にしてみてください。
▲画面上部メニュー「レンダリング」→「レンダリング設定」でプレビュー(Preview)の表示エンジン(Display Engine)をSreeDに指定
※「ハードウェアシェーディング」をいったんオフにしてから再度オンにすると落ちなくなった、との例もあり。
Windowsにインストールされているインターネットエクスプローラ(IE)のバージョンが6だと、そのような現象が起こるようです。どうにもならない場合は、IEのバージョンを7以上にバージョンアップして下さい。
参考:Poser8英語版起動時、ライブラリパレット部分に「ページを表示できません」と出る。 - Poser覚書
服は人体フィギュアに「着せる」という操作が必要です。(一部の髪も「着せる」が必要なものがあります)
服を選択状態にして、画面上部メニュー「フィギュア」→「フィギュアに着用」で、人体フィギュアを選択して下さい。
インバースキネマティクス機能がオンになっているので解除して下さい。インバースキネマティクス機能がオンだと、太ももとひざ下パーツを直接動かせなくなります。画面上部メニュー「フィギュア」→「インバースキネマティクス」で解除可能です。
インバースキネマティクス機能は、「立ち位置を変えずに腰の位置を変える」ときや、歩きアニメなどの「指定箇所に足を置く」動きを作る際に必須の機能です。初心者のうちは、解除しておいたほうが直感的にポーズを作ることができるでしょう。
参考)Poserフィギュアの足が思うように動かない - Poser覚書
思い通りのキャラクタを作ることは可能。しかし、モデリング技術、テクスチャ技術、Poserフィギュア化の知識などが必要で、初心者には非常に難しいです。ただし、既存フィギュアを変形させて、イメージに近い服を着せ、「アニメキャラに少し似たフィギュア」を作る程度ならば可能です。フィギュアにあらかじめ設定されている「モーフターゲット」という変形パラメータを調整することで、特に深い知識なしでフィギュアを変形させることができます。
参考)Aiko3.0でハル○顔を作る その1 - Poser覚書
フィギュアに「フルボディモーフ」という全身を変形させるパラメータが設定してある場合は可能です。
参考)フルボディモーフでデブキャラやせキャラを作る - Poser覚書
ライブラリオプションの「Display」を以下のように指定すれば、だいたい同じ感じになります。
参考)Poser8 英語版SR3で出現したライブラリオプション - Poser覚書
まずは無料フィギュアを追加してみるといいでしょう。いくつか有名サイトがありますが、まずは以下の3つを試してみてはどうでしょうか。
テクスチャを切り替える特殊ポーズファイルが用意されている場合は、そちらを適用して下さい。
マテリアルルームで「拡散色変更」によって、変更することが可能な場合もあります。
画面上部メニュー「表示」→「背景色」で変更できます。
参考)Poserの背景画像を設定する方法 - Poser覚書
古い形式(.rsr)で作られたアイコンは、Poser8では表示できません。手動でユーティリティなどを使って変換する必要があります。
参考)ライブラリサムネイルファイル.rsrを.pngに変換する - Poser覚書
これでとりあえずの画像は出力できます。美しい画像を出力するためには、ライティング調整やカメラ設定の調整、マテリアル調整を行う必要があります。
出力先のパスやファイル名に日本語が入っている(C:\Documents and Settings\kabuki\My Documents\俺様\書き出し.obj など)と書き出せないようです。また、Windowsのユーザ名を日本語にした場合は、マイドキュメント直下でも書き出せないかも知れません。
C:\PoserWork などのパスに日本語を含まないフォルダを作ってファイルを書き出しましょう。
関連:
DAZ3Dに無料登録してみる
Poser8日本語版情報
フルボディモーフでデブキャラやせキャラを作る