ついに、Poser8日本語版が2010/04/30にリリースされた。
▲Poser8日本語版。この女性フィギュアの正体が気になる。
イーフロストアで新規購入すると「AQUAZONE水中庭園 AMAZON」というデスクトップで魚が泳ぐ育成ソフトがもらえるようだ。
Poser8がPoser7と比べて大きく進歩したのは、ユーザインタフェースまわり。起動までの時間や、操作のサクサク具合がPoser7以前と比べてかなり改善されている。日本語版はちゃんと出るのかな、という声もあったが、このたび無事に日本語版がリリースされて嬉しい。英語版もSmith Micorからリリースされているが、Poserを初めて触る、という方にはやっぱり日本語版の方がわかりやすいと思う。
ユーザインタフェースがFlexベースになった
ユーザインタフェースが従来のものより軽くなり、起動までの時間や操作感が改善された。
法線マップ対応→Poser8新機能法線マップ対応
バンプマップよりもリアルなディティールを表現出来る法線マップが使用可能になった。
付属フィギュア8体→Poser8の付属記事8体で遊ぶ Poser8の球状影響範囲のタイプにCapsuleタイプが増えている
Poser8の人間フィギュアは男女二体にそれぞれ4人のバリエーションがあり、合計で8体。関節部分に、新機能の「カプセル形状影響範囲」が使われている。ただし、カプセル形状影響範囲はPoser7以前で開くことが出来ないので、配布等を行う場合は注意が必要だ。
モーフパテツールがさらに使い易くなった→パーツ境界を気にせず使えるようになったモーフパテツール
服のハミ出し修正が簡単にできるモーフパテツールが、少し改良されて使い易くなった。
間接照明→Poser8新機能 間接照明
光が直接あたっていない部分をリアルに表現出来る「間接照明」機能が追加された。描画に時間はかかるが、リアルな画像を作ることができる。
フィギュアの服コンバーターWardrobe Wizard→Poser8のWardrobe Wizardを試す
Poserフィギュア用の服をコンバータで変換して使いまわせるようになった。追加オプションで DAZ のフィギュアもコンバート可能になる。
ライブラリ機能の強化→Poser8のライブラリ表示を変更する
ライブラリ検索機能が追加された。また、ライブラリ表示方法をカスタマイズすることも可能に。
新規購入だと19,800円、ガイドブックつきだと21,800円。
また、バージョンアップの対象は、Poser ArtistとPoser4、Poser5、Poser6、Poser7(ただし、無償配布のPoser5は対象外とのこと)で、iPoserも対象外のようだ。
バージョンアップ価格は、9,800円で、イーフロストアの「マイページ」から可能だ。
(追記)Poser7を購入すれば無償バージョンアップできるキャンペーンを使えば、バージョンアップ価格よりも安い価格でPoser8をゲットできるのでは?と思ったが、残念ながらキャンペーン対象のPoser7は軒並み売り切れで既に購入出来なかった。うーん、残念。
2010年7月現在、Amazonでの価格のほうが安くなっている。イーフロストアでの割引セールなどによって値段の逆転がちょくちょく起こるのでチェックしておくといいだろう。
Poser8も日本語版が出て、これからもPoserの日本人ユーザが増えて、盛り上がっていくのかと思うと嬉しい限りである。あとは、Poser8のイメージに使われている困り顔の日本人フィギュアが販売されるのか、単なるイメージなのかをやたら気にしながら、今回の覚書を終わる。
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Poser8日本語版情報