Vectorに Poser8日本語版 のレビューが公開されている。
「モデリングに重点が置かれたソフト」「レンダリング品質が従来に比べ、圧倒的に向上している」という部分に違和感はあるけども、わかりやすくまとまっていると思う。
ちょっと補足しておくと、Poserはポリゴンを組み立てて形状を作るような「モデリング」の機能は備えていない。ライブラリと呼ばれる道具箱から、出来合いの人体フィギュアを呼び出して、出来合いのポーズや髪の毛や小道具や服をひょいひょいとシーンに呼び出すことで、あっという間に人間の居るシーンを構成することができるのだ。
また、私の感覚では、Poser7からレンダリング品質はそれほど向上していない。間接照明を駆使することで、Poser7よりも光の照り返しがリアルな画像を作れる、という感じだ。
圧倒的に向上しているのは、操作の軽さ。私は持っていないが、64ビット対応により、64ビットPCならさらに操作も軽く、複雑なシーンもメモリ不足のエラーを出すことなく構成できるんじゃないだろうか。
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Poser8日本語版情報