Poser8で、古いPoserアイテムのアイコンが「やれやれ」になっていることがあるだろう。あれをちゃんと表示するようにする覚書。
Poserのアイコン情報(?)として.rsr形式を使っているアイテムは、Poser8で使おうとするとアイコンが「やれやれ」になってしまうようだ。.rsrはPoser5以前の古い仕様らしく、Poser8では表示できなくなってしまった模様。
対策としては、.rsrファイルを.png形式に変換すれば、無事にアイコンが現れることになる。
ざっと探してみたところ、 Renderosity でフリーのコンバートツールが公開されているようだ。
→RSR to PNG Converterダウンロードページ
インストールは、ファイルを解凍後、「setup.exe」を実行して、適当に「Next」などを連打していれば完了する。
実行すると以下の画面が出るので、Choose RSR Folderをクリック後、Runtimeフォルダを指定し、「Recursible...」にチェックをつけて、ConvertをクリックすればOK。
Runtimeが巨大だとちょいと時間がかかるが、とりあえず待っていればOK。
あとは、P3dO Explorer(フリーのPoserファイルエクスプローラ。さらに高機能な、有料版P3dO Explorer Proもあり)のRsr2Pngプラグインを使っても変換できるが、フリー版ではRuntime一括で変換できない、という制限がかかっていて、少々めんどくさいのだが、上記ツールが公開停止になったときにそなえて一応書いておこう。
多機能なPoserエクスプローラ。エクスプローラ上でファイルを指定してPoser上にフィギュアを呼び出したり、ポーズを適用したりすることができる。
また、Poserを起動せずにcr2ファイルなどから関節情報などを確認でき、エクスプローラ上でPoserファイルの3D表示プレビューができる。BVHファイルのアニメーションプレビューや、zipファイルからの直接プレビューなどの機能を備えていて、いちいちファイルを開かなくても目的のファイルを探し出すことができる。
関連:
リアルな動きをつけてみる(BVHファイル適用)