追記:
現在は、Adobe Premiere Elements 12になり、「アップグレード版」「乗り換え版」を探さなくても、通常版がそもそも安くなっているようだ。入門ソフトレベルでこのレベルの機能を搭載しているのは、他にはやっぱり、なかなかないよなぁ。
動画編集ソフト、Adobe remiere Elementsをゲット。
Poserや DAZ STUDIO で作った数秒の動画をつなぎ合わせて、一分程度の動画にしたいな、と思って購入。約1万円だが、機能はとても充実している。
Premiere Elementsでの動画編集というのは、具体的にはこんな流れで行う。
▲編集中
他にも、動画にタイトルやエンドロール、字幕(テキスト)を書き込む機能や、DVDメニューを作る機能なんかもある。
私はswf(フラッシュ)までもが素材として読み込める、というのが驚きだった。
「動画合成」はクロマキー(ブルーの背景で撮った動画に別の動画を合成する、TVでよく見る動画合成の方法)ほか、数種類の合成方法が用意されている。私はまだ全然把握してないが、なかなか面白そうだ。
「クリップをモーションパスに沿って自由に動かす」機能は、応用すれば「目からビーム」みたいなことができるんじゃないかと思ったが、予想以上に動きに迫力がなく、かっこよく使うにはちょっと工夫が必要っぽい。
「インスタントムービー」機能は凄い。Premiereの操作とか、編集の流れとかがよくわかってなくても、素材動画とテーマを選べば、適当にプロモーションビデオっぽく仕上げてくれるのだ。
▲インスタントムービーのテーマ・20種類
何もわかんないけど動画編集してかっこいいムービーを作りたいんです、という無茶な私の夢をかなえてくれるありがたい機能である。 テーマがもっとガシガシ追加できたらいいなと思うのだが、今はちょっとやり方がわからない。
私がもっとも興味があったのが、特殊効果だ。
▲ビデオエフェクトの一部
ただし、動画内の人物の目からビームを出すとか、爆発効果を書き加える、とかの特殊効果はPremiereでは無理のようだ。というか、そんなことができるのは、After Effectsくらいしかないそうだ。After Effectsは高価でしばらく手が出ないが、まあ、After Effects貯金でもしてなんとか入手したいところだ。
特殊効果は、一つ適用するごとに「適用しています…」と出て数分待たされる、なんてことはない。効果は何重にも重ねてパッ、パッ、パッと適用できて、すぐに効果をプレビューできるのだ。まあ、これはイマドキのソフトなら当たり前かも知れない。ひとつひとつは地味な効果でも、組み合わせると超かっこいい特殊効果になることもあって、驚きである。
なお、特殊効果用のプラグインは他社などから出ているVST(Virtual Studio Technology)プラグインが使えるということらしいが、現在のところ、私にはよくわからない。
私は主に、YouTubeにアップロードすることを最終目的にしているが、Premiere Elementsは編集した動画を直接YouTubeにアップロードできる。
私はまださっぱり理解していないが、いろんな細かい書き出し設定と、書き出し設定を記録しておく「クイックシェア」が可能なようだ。
このAdobe Premiere Elementsには「通常版」と「乗り換え・アップグレード版」があり、値段も数千円ほど違う。
乗り換え、というのは他の動画編集ソフトを使っていた人が、今後はPremiere Elementsを使うようになるよ、というような意味である。そして、乗り換え対象のソフトは「Adobe Premiere LE, Adobe ...、その他デジタルビデオ編集ソフト」と書いてある。
「その他デジタルビデオ編集ソフト」というのは何なのか、という記述は特にない。Windows付属のムービーメーカーでもいいのではないか。
なお、インストール時には「その他デジタルビデオ編集ソフト」がインストールされてるかどうかチェックする様子も、情報入力を促されることもなく、フツーにインストールできた。通常版を買う意味あんのか。
私はもちろん、アップグレード・乗り換え版を購入した。
基本部分の使い勝手は言うことなし、インスタントムービー機能は超がつくほどありがたい機能、エフェクトの種類は多彩で値段は低価格、と言うことないソフトである。まあ、使いこむほどに不満は出てくるのかもしれないが、今のところ大満足なのであった。
2014年現在の最新版はこちら。
関連:
使い勝手がヤケにいい低価格動画編集ソフト Adobe premiere Elements
DAZ STUDIOをインストール