MusicMaker2をゲット。
低価格に見合わない高機能な音楽制作ソフトとして人気があるようだ。
画面の下にある音の素材(ループ音)を、ドラッグアンドドロップでフィールドにどかどか放り込んでいくと、よくわかんなくてもなんとなく音楽が出来上がってしまう。 音楽素材は3500種類とのことで、インストールがなかなか終わらないくらいだ。
さらに、音の素材そのものを作る機能や、MIDI入力をする機能、ワケわかんないくらい細かい調整をする機能などが山盛りだ。
だが、私の狙いはひとつ。
それが「ソングメーカー」という機能だ。
「ロックふう」「ヒップホップふう」「ラテンふう」などをスタイルで指定し、使用する楽器を選び、曲の長さ(秒)を指定すると、なんと素材を適当に組み合わせて曲っぽくでっちあげてくれるのだ。
私のように音楽のことがちっともわかっていない人間の「よくわかんないけど、10秒くらいのループするロックふうの音楽作ってくれ」というわがままに応えてくれるのだ。ううむ、これがあればムービー用にBGM素材集を買いまくらなくてすむのではないか。
他にも、使いこなせるかどうかは別にして、遊んでみたくなる機能がたくさん。
ドラムシンセサイザーという、ドラムループの感じをいろいろ変えるツール。インタフェースがオーディオ機器っぽくて、意味はわかんなくても、あちこちのつまみをいじったりスイッチを押したりすると、なんとなく体で覚えられそうな感じ。
▲ドラムシンセサイザー ROBOTA
こちらは、環境音?を作成するツール。スタイルを選んで、適当につまみを調整すると環境音いっちょあがり。4つの音の出具合を調整して環境音を作るようで、自由度は低めだがそれっぽいものが簡単にできる。
▲環境音作成ツール ATMOS
リズムパターン自体を作るツールが、BEATBOX PLUS2。
サンプリングされたドラム音源を鳴らすタイミングをマウスで指定していくと、ドンドコドコドン、ドンドコドン、みたいな感じでドラムパターンを作ることができる。
▲BEAT BOX PLUS2
うーむ、ものすごい。インタフェースがいちいち凝っているので、マニュアルをあまり読まなくても、フィーリングで操作できるのが嬉しい。でもまあ、使いこなすにはちゃんとマニュアルを読む必要はあると思う。
Musicmaker2には通常版と乗り換え版があり、乗り換え版はかなり安い。約8,000円(amazon、2009年5月現在)だ。
この乗り換え版、というのは「他社より販売されている音楽系ソフト全般から乗り換え可能なパッケージです」とのことだ。だが、その他社製品のシリアル番号を入力しろ、なんてことは言われないし、他社製品をアンインストールしろ、なんてことももちろん言われない。
販売開始時にお得感をあおってたくさん売るためのもの、という感じだろうか。この乗り換え版が数量限定かどうかはわからないが、在庫があるときは通常版よりも乗り換え版を選んだほうが得だと思う。
まあ、そんな感じ。いずれPoserで作ったムービーにBGMでもつけたいなと思いつつ、今回の覚書を終わる。
機能てんこ盛りかつ、初心者にもやさしいイージーモードやソングメーカーなどの機能も搭載した低価格音楽制作ソフト。
オーディオ機器っぽいわかりやすいインタフェースで構成されている。
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