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実はPoser6に付属していた、いい感じの背景セット ミクロコスチューム

 Poser6発売と同時に入手して、そろそろPoser7も出ようかと言う時期だが、今更気づいたことがある。

 実は、Poser6には質のいい背景セットがデフォルトで付属していたということだ。

地面と空のセット


▲遠景用(たぶん)


▲近景用(たぶん)

 なかなか美しい、地面と背景。使い方はよくわからないが、地平線の丸さが実感できるミクロ(遠景用)と、ほぼ水平に見えるマクロ(近景用)の二種類の地面に加え、半球状の空が付属している。

どこにある?

 ライブラリのフィギュア→RuntimeDNA→ミクロコスチュームにある。

 上の二つは、呼び出してみると単なる円状の平面だ。スカイドームは巨大な半球状で、空のテクスチャが貼り付けられている。マテリアルルームで、専用のマテリアルを適用することで、きれいな背景を作ることができるのだ。

 ミクロコスチュームという語感からは、小さい衣服みたいなのを想像してしまうが、そうではないようだ。違和感があるが、そういうものなのだからしょうがない。

マテリアルは?

 マテリアルルームに移動すると、RuntimeDNA→ミクロコスチュームにずらりと地面マテリアルが並んでいるはずだ。

 森、岩肌、丘、茂みなどが、マクロ用とミクロ用に分けて用意してある。マテリアル名にMicroとついているものはミクロ用、Macroはマクロ用だ。さらに「DISP」とついているのはディスプレイスメント、つまり立体的なマテリアルである。レンダリングオプションで、ディスプレイスメントマップ使用にチェックを入れてレンダリングすればでこぼこした地面を作ることできる。


▲レンダリングオプションで、「ディスプレイスメントマップ使用」をチェック

 スカイドーム(空)用のマテリアルは、RuntimeDNA→SkyDomeにある。

 曇り空や夕焼けっぽいもの、いわし雲など色々ある。

注意点など

 なかなか良く出来た背景セットだが、使うときに注意点がひとつ。ライトのセッティングだ。

 ライトの位置によっては、空の明るさにムラが出て不自然な感じになってしまう。また、ライトの色も空とある程度あわせないと、なんだか浮いた感じになってしまうのだ。けど、レンダリングも重くならず、非常によく出来た背景セットと言えるだろう。

 なんで付属のフィギュアセットの説明がマニュアルにないのかを惜しみつつ、今回の覚書を終わる。

追記:この背景セット(Micro Cosm)用の追加データがRunTimeDNAで無料ダウンロード可能。→RunTimeDNAのMicroCosm Extrasコーナー

 RunTimeDNAへの会員登録が必要。(参照:RunTimeDNAで無料素材をゲット

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