都会風景セット、City Courtyardをゲット。
▲360度見回す感じのムービー。フィギュアは、 LoRez Figures 。
Coutyyardというのは、四方を建物や塀で囲まれた中庭、という意味らしい。この場合は、都会の広場、みたいな感じの意味合いだろうか。わからないが。
とりあえず、シーンに呼び出してみようとライブラリから「Courtyard」をダブルクリックすると、なかなか出現しない。なんと、5分くらい待たされるのだ。どっかおかしくなったのか?と思うほどロードに時間がかかる。
ああ、まあまあ、良くできた風景セットだなあ。全部ハリボテなんだろうなあ、うんうん、とか思っていると建物内部の部屋もちゃんと作りこまれていて、あまりの細かさに悲鳴をあげそうになる。
▲ちょっとカメラを引いてみると、内部まで作りこまれた恐るべき作りこみ度が発覚
なるほど、ロードに時間がかかるのも納得といったところだ。Poserのカメラ操作では、巨大な建物などに対して、いい位置にカメラを持って来るのがすごく難しいのだが、その辺も考慮されている。「いい位置を写し出すカメラデータ」が付属しているのである。
▲「いい位置」のカメラデータが付属している。画角も調整済みのようだ
小道具型のCity Courtyard本体から見ていこう。
呼び出すと、背景セット全体と半球状の空がテクスチャつきで現れる。現れるまでのロード時間がかなり長いので、気長に待とう。私は何回か待ち切れずに強制終了したりPCを再起動したりしてしまった。データ自体はそれほど巨大ではないようなのだが、構成アイテム数が多いのが時間がかかる原因なのかも知れない。
今回は、構成する小物を一つ一つ呼び出せるようにはなっていないが、私はいつも背景セットをほぼデフォルトで使うので別にいいかなあという感じ。
続いて、カメラ。
巨大背景セットにカメラデータがついてくるあたり、さすがと言った感じである。これを適用することで、簡単にいいカメラアングルをゲットできるのだ。
最後にライト。
「小道具」とアイコンが同じだが、適用するとライトが山ほど追加され、いい感じの夜になってくれる。
▲夜
ただし、「空」は明るいままなので、若干マテリアル設定をいじった方がいいかも知れない。
やり方は、マテリアルルームでObject:CYSkydome、Material:SkyDomeを選択し、Ambient_Valueの値を小さく(0.1くらい)にすればOK。
今思ったが、実は夜にするためのライトじゃなくて、昼だけど薄暗いんですみたいなライトセットなのかも知れない。
私が少しとまどってしまってので、覚書しておこう。
購入すると、My Downloadable Productにファイルが山ほど出てきて、どれをダウンロードしたらいいの?と迷ってしまう。
「Ps Files」というのがPoser用だ。PsはPoserの略っぽい。この製品は、Poser用、DAZ STUDIO用に加えて、なんとVue用のデータまで付属しているのだ。たしかに、こんだけよく出来た背景データなら、Vueでレンダリングしてみたいという気になる。
ロード時間が長いのがちょっと気になるが、Poser背景ではトップクラスクォリティの背景セットと言えるだろう。制作者のStonemason氏は、他にもSFっぽい背景セットなどを出しているが、私は断然現代の背景セットがいいと思う。値段がそこそこ高いので手放しでお奨めは出来ないが、購入して損のない一品と言えるだろう。
都会風背景セット。夜っぽくなるライトセットと、カメラセットが付属している。
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