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Bryce 6 プリセットのマテリアルを適用

 今回は、Bryce 6で、プリセットのマテリアルを適用する手順を覚書しておきたい。

 プリセットというのは、最初から用意されている、とかそんな感じの意味じゃないだろうか。ダブルクリックするだけで、物体の質感が簡単に変わるのだ。


▲炎がボウボウ

 これは、球に炎の質感を適用したもの。なかなかの燃え具合だ。これを応用すれば、繰り出すパンチが早すぎて、空気と拳との摩擦で炎が発生するという演出を作ったりできるんじゃないだろうか。

 とりあえず、やりかた。

 Bryce 6を起動して、画面上のアイコンから「球」をクリック。

 画面中央に、球が現れる。

 呼び出した球が選択状態になっていることを確認。

 球の回りに赤い線が出ているのを確認するか、画面左下に「Sphere 1」と出ていればOK。画面左下には、選択している物体の名前が出てくる。Sphereは球という意味で、呼び出した球に自動的に「Sphere 1」という名前がつけられたのだ。

 画面上部、「Edit」の右横にある三角マークをクリック

 実は、この目立たなくてちっちゃい三角形が、マテリアルプリセット選択画面を呼び出すボタンなのだ。なんでこんな脈絡のない場所にそんなボタンがあるのか?それはきっと昔、画面が640×480ピクセルくらいだったころ、せまい画面を大切に使おうぜという考えで設計された名残なんじゃないだろうか。

 それはともかく、マテリアルプリセット画面が現れる。

 

 パッと見ると、なんだマテリアルの数少ねーなと思うかも知れないが、「中分類」「大分類」のところをクリックするとすげーいっぱいあるんだなってことがわかる。


▲すげーいっぱい。

 大分類のとこに出てくるものを、ざっと書きだしてみた。必要そうなものは一通り揃っている感じ。

  • Architectual 建造物
  • Atmospheric 大気
  • Effects 効果
  • Gemstones 宝石
  • Glass ガラス
  • Metals 金属
  • Misc その他
  • Stones 岩石・石
  • Terrains 地形
  • User ユーザオリジナル(デフォルトでは空っぽ)
  • Vegetation 植物
  • Waters 水

 とりあえず、手当たり次第に開いては適用してレンダリングすればいいんじゃないだろうか。結構楽しい。ここでは、炎のマテリアルを適用してみよう。

 大分類「Effects」を選ぶ。

 中分類「Fiery」、マテリアル「Fire Texture 2」を選び、チェックマークをクリック

 これで、球には炎のテクスチャが適用された。レンダリングしてみよう。

 画面左にある、ひときわ大きい緑の球をクリック

 画面がじわじわーっと変化して、レンダリング開始。しばし待とう。

 炎のマテリアル適用完了。

 これでまた一つ、Bryce 6という手強いソフトの技を一つ身につけた。よかったよかった、と思いつつ今回の覚書を終わる。

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Bryce6製品情報

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