ちょっと気を許している間に、 DAZ からBryce7がリリースされていた。
▲美しいムービー
デモムービーを見ると、CGらしい光の反射の感じと、絵画っぽいテイストがまざりあった「アート」っぽい画像を作成できるようだ。ただ、ほとんどが静止画なのを見ると、あまりアニメーションは得意ではないのかも知れない。
インスタンスラボ
大地の変動に自動的に合わせて動くアイテム(木や岩など)を「インスタンス」として扱うことが出来るようになった。これにより、巨大な森だとかごつごつの岩だらけのシーンでも、アホみたいに大量のメモリを消費せずに木や岩を配置できるようになったのだ。配置するアイテムの大きさや密度、発生頻度などは乱数的に設定・調整できる。
ライトラボの進化
無限光、スポットライト、パラレルライト、クラスター、ドーム、3Dフィルライト(GI?)などなど、ライト関連も進化したようだ。どの用語がどの効果のことを指しているのかはイマイチわからないが、デモムービーを見ると光関係がだいぶ進化しているなあ、ということはなんとなくわかる。
スカイラボの進化
空を光源として使うことができるようになったとか、HDRIイメージとしてレンダリング結果を出力できるようになったとか、いくつかある。空の表現力はかなりあがっているようだ。
パーティクルエミッター
パーティクル機能(火花や煙などを表現する機能)が追加された。
機能的には申し分なく、デモムービーの映像を見ても絵画チックないい意味で個性的な画像を作ることができるようだ。ただし、操作方法は以前とあまり変わっていないため、今からBryce7に乗り換えよう、という人は結構大変だと思う。Bryceの操作感は独特で、操作を覚えるのがとにかく大変なのだ。
逆に言えば、Bryceの操作がある程度わかっている人ならば問題ない。低価格帯で入手できる、良い景観ソフトと言えるだろう。
DAZ の3D景観シーン作成ソフト。
操作が独特だが、バージョンアップを繰り返し、映画のようなダイナミックな景観画像を作れるソフトに成長した。
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