→情報元 e frontier America, Inc. - e frontier Special Announcement - November 27, 2006(英語)
全ての2本足のフィギュアに、どんなポーズでも取らせることが出来るようになります。関節を気にせず、矛盾のない高精度の結果が得られます。Poser6以前の古いポーズをPoser7ライブラリに保存すれば、自動的に「ユニバーサルポーズ」にコンバートされます。
よくわからないが、ポーズに関する仕組みが変わったんだろうか。今回はデモムービーなどもないので、「フィギュアの可動域の制限」が改良されたのかな程度に考えておこう。
他にも、以下の新しい機能が追加されたという。
Dependent Parameter
複数のモーフターゲット・パラメータなどを一つのパラメータで動かす「Dependent Parameter」というのが追加になったらしい。フルボディモーフとはまた違うんだろうか。
Content Collections
ライブラリの使いやすさがアップ。今までは一つの服が「フィギュア」「ポーズ」「小物」といったカテゴリにばらばらに別れていたが、これを一つの「コレクション」としてまとめられるらしい。「フィギュア」「ポーズ」で分類するのではなく、「忍者服」「Aiko用魔法使い服」といった名前で分類できるようだ。だが、やはり詳細は不明。
Runtimeの選択がポップアップメニューで可能に
複数のRuntimeを行き来する場合、今まではわざわざ階層のトップまで移動しなければならなかったが、ポップアップメニューで移動できるようになったらしい。これは地味に便利でよさそう。
ライトのセッティングがマウスクリックで可能に
ライトの追加や入れ替えがマウスクリックのみで可能になったらしい。詳細は不明。
Z-Buffer Actor Selection
マウスを動かさずに、選択しにくいパーツを選択状態にできる。手のポーズや2体のフィギュアが近い場合に威力を発揮する、らしい。詳細は不明だが「フィギュアの右手を選択したいのに、腹を選択してしまう!キーッ!」という状態が軽減されるのだろうか。
全体的に地味だが、かなりいい。Poser既存ユーザが喜びそうな、シブいところを突いてきている気がする。派手な新機能搭載よりも、使い勝手の向上。これは期待できそうだ。
期待できそうなのだが、未だに英語版poser7の発売日が未定なのがすごく気になる。
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