「Texture could not loaded...」エラーを回避する

現象：　「Texture could not be loaded...」というエラーが出る

　Poserを操作していると、「Texture could not be loaded.Image map file could not be found, or there is not enough memory to load.」というエラーが出るときがある。

▲問題のエラー

　「テクスチャがロードできませんでした。イメージマップファイルが見つからないか、ロードするためのメモリが足りません」というような意味だ。

　このエラーは、使用テクスチャ枚数が多いオブジェクトをシーン内に出して色々操作を行っていると、ときどき発生するようだ。

▲モデルは、 Japanese 70's Sento 。床のテクスチャ読み込みに失敗し、真っ白になっている

　このエラーが出たら、シーンを保存するなりしてPoserを再起動するのが無難である。

　メモリは目いっぱい積んでるし、もちろんテクスチャ用のファイルもあるのに何言ってんだPoser、と思っていたのだが、どうやらこの場合の「メモリ」というのはビデオカードのメモリを指しているっぽい。

原因：　高解像度テクスチャつきプレビューを行っていると、ビデオカードのメモリが足らなくなる

　私のパソコンにはメモリ4G（Windowsが認識しているのは3Gちょっと）を搭載しているのだが、ビデオカードのメモリは512M。

　上記エラーが出た時、私はテクスチャつきプレビューで、テクスチャ解像度を512ｘ512にしていた。

対処方法：　プレビュー時のテクスチャ解像度を下げるか、プレビュー時にテクスチャを表示しないようにする

　まずは、プレビュー時のテクスチャ解像度を下げるやり方。

画面上部のメニューから、Render→Render Settingsを選択

Previewタブをクリックし、Texture Displayのスライダーを目いっぱい左側に（128）寄せる
Save Setting（設定を保存）をクリック

　この数字は、プレビュー時のテクスチャ解像度で、128だと128x128のテクスチャが表示される、ということになる。どんな感じに見えるかというと、テクスチャがボケたような感じで表示されるのだ。

　ただし、レンダリングすれば、本来のテクスチャ解像度でキレイに出てくるので心配しなくても大丈夫だ。

　これでOK。

　フツーの製品ならこれでイケると思うが、重い背景にさらにフィギュアをどかどか追加する場合は、プレビュー時にテクスチャを表示しないという手もある。ただし、あまりにもシーン内にオブジェクトが多いとプレビューできてもレンダリングできない、なんてこともあるかも知れない。

画面上部のDisplay→Document Style→Texture Shaded以外を選択

　これで、テクスチャなしでプレビュー表示される。試してみたところ、形状が把握できてかつ、一番軽いのは「Wireframe」のようだ。

　まあ、味気ないんだけども、とりあえずこれで回避できるの良しとしておこう。

関連：
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