めちゃめちゃ接写した、つまりドアップの画像を作ってみたいと思ったことはないだろうか。
好奇心旺盛な青年男性が、Victoria3.0なんかの超精巧女性フィギュアを入手したりすると、そういった衝動に駆られるのではないかと思う。
精巧な女性フィギュアの特定部分を接写するのは各自に任せるとして、ここでは Aiko3 を使ってみよう。ここからカメラを顔に寄せていくとどうなるか。
▲鼻が!
▲顔の向こう側が!
カメラが顔を突き破っているかのような、恐ろしい現象が起きる。私は長い間、これはそういうもんなんだと思ってドアップ画像はあきらめていた。しかし、ちょいとカメラのパラメータをいじることで、簡単にドアップが実現できることに、ついこないだ気づいたのである。
やり方はこうだ。メインカメラを使っていることを前提に話を進める。
パラメータ/特性パレットで、カメラ→メインカメラを選ぶ。
メインカメラのパラメータが出てくる。
▲メインカメラのパラメータ
「スライス」というパラメータを0にする。
これでOK。
さすがに限界はあるが、めちゃめちゃ接写が可能になる。普段はまじまじと見ることができない、女性の顔にある二つの穴をじっくり見ることも可能である。欲望渦巻く官能の世界である。
で、このパラメータは何なんだというと、カメラの撮影可能範囲みたいなもののようだ。「スライス」の値が開始距離、「ヨン」の値が終了距離という感じ。つまりデフォルトだと、カメラから0.413離れた距離から、860離れた距離までがカメラに写るということだ。カメラに近すぎるものも、遠すぎるものもデフォルトだと写らないのだ。
なんでわざわざこんなもんが設定してあるのかは不明だが、レンダリング時間短縮とかリソース節約とかそんな感じだろう。
本当は、PoserFigureStudioをよーく読むと最後の方に書いてあったのだが、とにかくまた一つ、小さな謎がとけたところで今回の覚書を終わる。
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