マテリアルルームの右側にずらりと並んでいるボタンを使ったことがあるだろうか。
▲マテリアルルームのシェーダーパレットの右側にあるボタン
まあ、未だに意味がいまいちわからないボタンもあるのだが、よく使うボタンで「Add Subsurface Scattering」(SSSを追加)ボタンというのがある。人間フィギュアの肌マテリアルを選択状態にして、こいつをクリックするとサクッとSSSを適用してくれるのだ。
ところが、クリックするたびに、こういうメッセージが出てくる。
▲各ライトのdepth map shadowsを勝手に設定しちゃうよ、というようなことが書いてある
親切に知らせてくれるのはありがたいのだが、毎回OKをクリックするのがちょっとめんどくさい。そこで、ちょちょいといじってこのメッセージを出ないようにしてしまおう。
マテリアルルームのSSS適用Wacroのメッセージを出さないようにする
具体的には、Poserインストールフォルダのスクリプト(メモ帳で編集可能なテキストファイルだ)をちょちょいと変更する。
フォルダ:C:\Program Files\e frontier\Poser 7\Runtime\Python\poserScripts\Wacros
ファイル:addSubSScater.py
念のため、編集前のファイルをコピーしておいておくといいだろう。編集に失敗してなんだかうまく動かなくなってしまったときのためだ。
61行目の先頭に「#」を挿入して、ファイルを保存
これだけでOK。いちいちダイアログが出なくなるので、地味に便利になるのだった。
ちなみに上の表示は、SciTEというエディタを使っているので色分けされてたり、行番号がついてたりするがあまり気にしなくていい。Windows付属のメモ帳で十分だ。
地味な小技を覚書したところで、本日の覚書を終わる。
関連:
顔のつやをリアルにしてみる(SSS適用)