Poser覚書> ニュース > その他ニュース

adobe Photoshop CS5のちょっと面白そうな新機能

 Adobe CS5製品が2010年5月下旬リリース予定。

 私に関係ありそうなのはPhotoshopくらいだが、なかなか面白そうな機能が追加されているようだ。

障害物を無かった事にする機能 「コンテンツに応じた塗り」

 電線や街灯など、写真上で邪魔なものをブラシでなぞることで消してしまえる機能。魔法か!

 ちょっとしたごみを消すときに使う「パッチツール」の強力版という感じだろうか。

複雑な形状をパパッと選択出来る 

 髪の毛なんかの、きっちり選択しようとすると気が遠くなるような形状のものを簡単に選択できるという機能。選択範囲のエッジを、微調整画面で細かく設定できるということらしい。

 「選択範囲の拡張・縮小・ぼかす」が、強化された感じ?

パペットワープ

 アンカーポイント(関節のようなもの?)を追加して、画像を好きに曲げるという不思議機能。

 対象物は事前に切り抜いておかないといけないのかなとか、曲げた後の背景はどうなっちゃうんだろう?とか細かいことが気になる。静止画から動画を作るのに役立つかも知れない。

HDR画像編集

 もともとPhotoshopにはHDR画像編集機能がついていたが、それが強化されたらしい。通常画像をレベル補正で無理やり3段階の色域に分割し、HDR画像化して、仕上げ用パラメータをプレビューを見ながらいじれるようだ。フツーの写真が劇画チックなド迫力画像になるのがHDR、と私は勝手に理解している。

ペイント効果

 

 写真などをなぞると、周囲の色を自動的にブレンドして絵画チックな感じにしてくれる機能らしい。「指先ツール」の強化版?

 写真を絵画チックにしてくれるフィルターはよく見かけるが、ブラシを使って半手動でそれが出来る、ということだろうか。

 例がニンジンなのでどうでもいい感が強いが、味気ない3DCGを簡単に手描きテイストに変えられるツールというなら、これはぜひ欲しいところ。

64ビット対応

 64ビット対応したことで、メモリを山ほどつんだ64ビット機で、重い処理もサクサクできそう。けど、私は64ビットマシンを持ってないので、いまいち実感がわかない。

まとめ

 「なかったことにする機能」と「複雑な形状をを簡単に選択できる機能」、「ペイント効果」あたりに興味をひかれる。心配なのは、32ビット環境では、それらの超便利機能が重すぎたりしないのかなあ、ということ。そろそろ64ビット機導入を検討する時期なのかも知れない。

 CS5になって、After Effects CS5とPremiere Pro CS5は64ビットOS限定になるらしい。うむ、確かに動画編集のイマドキの便利機能を実現するには、もはや32ビットマシンなんかでチマチマやってらんないんだろう。

 64ビットマシンか…今使ってる二台のパソコンのどっちかが壊れたら64ビットマシンに買い換えようかな、と思いつつ、今回の覚書を終わる。

関連:
adobe Photoshop CS5のちょっと面白そうな新機能

次のMiki3.0が5月中にリリースへ


Poser覚書> ニュース > その他ニュース もくじ