イー・フロンティア より、iClone4日本語版が販売される。
▲iClone4(英語版)の新機能紹介ムービー
iCloneは、Poserのようにあらかじめ用意された人体データや背景、音楽、ポーズアニメーションなどをシーン内に次々ドラッグしていくことで3Dアニメーションを簡単につくることができるツール。ムービー作成は、Poserのように「レンダリング」が必要なく、3Dゲームのようにリアルタイム描画される画像をそのままムービー化するため、時間がかからない。
iCloneはバージョンを重ねるにつれ、徐々に美しい演出が可能になったようだ。以前は、「プレステ1の3Dゲームなみ」だったものが、光や水、その他の様々なマテリアルにリアル感が増し、「PCの最新3Dゲームなみ」の表現が出来る程度になっている。
▲光の表現もかなり美しい
また、3D立体視にも対応し、簡単に立体視動画を出力することができるようだ。
▲3D立体視も簡単に出力
付属の人体フィギュアもパワーアップし、かなりリアルなものになっているようだ。
完全オリジナルなキャラクターを、思い通りに動かす、というのは難しいのだが出来合いのキャラクターを組み合わせて、イメージに近い感じに動かす、というのならいいと思う。
キャラクターは自由自在にカスタマイズできるわけではないが、服に関しては画像編集ソフト(Photoshopなど)で型抜き透過用テクスチャと本来のテクスチャを作成することで、ある程度自由につくり込むことができる。SecondLifeのアバターのようなイメージ、と言えば分かる人にはわかるだろうか。
これでPoser用のフィギュアを使いまわせたりしたら最高なのだが、さすがにそれは難しいようだ。ともかく、発売を楽しみにしつつ、今回の覚書を終わる。
→iClone4機能詳細ページ(イー・フロンティア)
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