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Lightwave 10公開

 SIGGRAPH2010で、Lightwaveの最新バージョン、Lightwave10が発表された。

 バージョン10では、主に、プレビュー及びレンダリング、データのインポート・エクスポート、 リアルタイムゲームツールなどが主な新機能。

  • プレビュー及びレンダリング
    • 本番レンダリングに近いイメージのものをプレビューで見られる。グラフィックボードにより、AO、ブルーム(強い光がにじんで見える効果)、ステレオコピックアナグリフ(3Dメガネで立体に見える映像)、HDRI背景のリアルタイム描画が可能。
  • データのインポート・エクスポート
    • Autodesk社ジオメトリキャッシュ、FBX、COLLADAに対応。ZBrushとの互換性を改良
  • リアルタイムゲームツール
    • 3Dシーン内でカメラをリアルタイムにコントロールでき、その場にいるかのようなリアルな3D体験ができる。
    • 3Dマウス 3Dconnexion製品サポート 3Dマウスでカメラやライトをコントロールできる
    • Bullet物理エンジン(剛体物理シミュレーション)対応

FAQなど

Lightwave COREってどうなった?

 Lightwave COREはLightWave 10の一部で、製品名ではなく「Lightwave COREテクノロジ」だということのようです。

操作方法は9と10で全く違うの?

 LightWave9と同様の操作方法で使える模様。

今までのプラグインは使えるのか?

 多くの優良プラグインがLightwaveの強みなので、とっても気になるのだが公式サイトには特にコメントなし。ただ、このバージョンからは中心となるテクノロジ自体が改良されたため、今までのプラグインは動かなくなる可能性が高い。

まとめ

 リアルタイムな高品質プレビューができるようになる、というのが最大の特徴のように思える。これを生かして、3Dマウスでリアルな3Dシーン内をぐりんぐりん視点を変えて遊ぶというのも面白そうだ。また、3Dメガネによる立体映像にも対応している。

 英語版リリースは2010年第四四半期とのことで、もうすこし先だが、デモムービーなどが発表されるのを楽しみに待っていたい。

セールなど

 イーフロストアにて、Lightwave10の発表キャンペーンとして、LightwaveV9.6日本語版を50本限定で\65,000で販売している。

 次期バージョンへの無償アップグレードというのは、英語版のダウンロード権ということなので気をつけよう。

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