イーフロンティアより、Shadeシリーズの最新版、Shade12が発表されていた。
今回の目立った新機能はこんな感じ。
立体視対応画像のプレビュー・レンダリング
パッケージ付属の赤青メガネでアナグリフ形式の立体視プレビューが可能に。さらに、NVDIA 3DVISIONと対応ディスプレイがあれば、フルカラーで立体視が可能。もちろん、立体視画像レンダリングで出力できる。
シングルウィンドウ・インタフェース
インタフェースを刷新し、初心者にも分かりやすく、従来ユーザにも納得のできるものになった…とのことだが、詳細は不明。
ポリゴンモデリング強化
Shadeは自動車のボディなどの制作にむいている自由曲面モデリング機能と、人の顔など極端なデコボコを表現できるポリゴンモデリング機能を搭載しているが、そのポリゴンモデリングが強化されたらしい。
UVマップ強化
マルチレイヤーUVをサポート。他のソフトで、マルチレイヤーUVを使っている他ソフトのデータをインポート時に、再現性が向上するらしい。
プリミティブ追加
カプセル、四角すい、円すい、トーラスなどの基本立体図形が、一発でシーンに呼び出せるようになった。プリミティブをベースにモデリングする、というようなことがやりやすくなったのかも。
その他レンダリング関連(Standard、Professionalグレード) 手前のコーヒーカップの透け具合がSSS効果。
SSS(サブサーフェススキャッタリング)、ボリュームレンダリング、ディスプレイスメントマップ、法線マップに対応。
なお、新規購入するとTシャツやマウスパッド、Professionalグレードならば、Shadeアンロックデータ集-X Guardian-がおまけについてくるらしい。うーむ、たしかにShadeでレンダリングした車は美しいなあ。PoserフィギュアをShadeでそのままアニメレンダリング出来るような機能があれば、とっても嬉しいのだが。
立体視アニメーションを作ったら少し楽しいそうだなあ、と思いつつ今回の覚書を終わる。
関連:
顔のつやをリアルにしてみる(SSS適用)