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手足の長さや胴の大きさを変えたフィギュアに服をフィットさせる Poser8 / Poser 2010

 Victoria 4 や Michael 4 には、手足を伸ばすためのモーフや胴体を太くするモーフなどが仕込まれているのだが、フツーの服はこれらのモーフに対応していない。

 しかし、パラメータにチェックをひとつ入れるだけで、服をフィットする方法があったのだ。(ただし、Poser8/Poser2010限定)

 参考にした記事:JEZEBELICH POSER DIALY

 Poserフィギュアの体型は、基本的にリアル指向で、もうちょっと足が長ければカッコいいのに、と思うことが少なくない。しかし、何も考えずに足を長くしてしまうと、服から盛大に体がはみ出したりして、相当おかしなことになってしまう。ちょっと、Michael4で試してみよう。

 Michael4を呼び出し、「ボディ」を選択する。

 パラメータパレットのMorphforms→Morphs++→LegsLength(足の長さ)を1.0にする。



▲いわゆる「つんつるてん」な感じに。

 しかし、ズボンの「ボディ」を選択状態にして、パラメータ・特性パレットの「Include scales when conforming」にチェックを入れるだけで、伸ばした足に服がフィットするのだ。


▲見事にフィット

 まあ、実際は腰やふとももが少々はみ出すので、非表示にするなどの小技は使っている。


▲悪ふざけして、Michael4本体のパラメータ LegsLengthを5にした例(パラメータの最大値を変更)

 さらに、使い道があるかどうかわからないが、通常はまず使われていないと思われる「フィギュアサイズの変更」にも、ある程度対応できるようだ。

 画面上部のメニューから「Figure」→「Figure Height」→「Baby」を選択

 シャツとズボンの「Include scales when comforming」にチェック

 通常は、服が「ぐしゃっ」となってしまうのだが、まあまあフィットするのだ。

 服によっては、うまくフィットしないこともあるようだけども、足長キャラを作る際には、ちょいと試してみるといいんじゃないだろうか。

 

関連:
Michael4 Base紹介

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