アニメドールをゲット。
▲ aniMate で制作したムービー。
Poserと言えば、リアルな人体データをいじりまわして楽しむマニアックなソフトというイメージがある。
出回っているフィギュアのほとんどは、どちらかというとリアル調フィギュアだが、少ないながらもアニメ調のフィギュアもある。今回紹介するアニメドールもその一つだ。他には、DAZのAiko3.0やBelBelなどがある。
付属物は、フィギュア本体に服、髪のセット。もちろん、モーフターゲットも埋め込まれていて、顔も体も自在に変えることができる。上の画像も、顔のパラメータを適当にいじって変えてみたものだ。
服はリリース当時に流行っていたからか、セクシー喫茶店の制服のようなのがついている。アニメドールは完全オリジナルフィギュアなので、他のフィギュア用の服を使い回すのは難しいのだが、無料有料ともに多くの服が出回っているので問題ないだろうと思う。服を探すときは、「AD」(Anime Dollの略)「Anime doll」などで探すといいだろう。
髪型は、小道具型で、髪パーツを組み合わせることで色んな髪型を実現できる。目のハイライトも変更が可能で、ついでに歯も生やすことができる。時折漫画などで見かける、「犬歯が一本だけ生えた歯」というものまで用意してある。芸コマである。
このフィギュア、通常レンダリングでもきれいにレンダリングできるのだが、「P4トゥーンレンダリング」という手法を使うことで、アニメっぽくレンダリングできる。ほんとにそんな名前の手法なのかどうかは、ちょっと自信がない。
まず、マテリアルルームでフィギュアの肌のマテリアルを変更する。
新規ノード→ライト→拡散→スケッチシェーディングというノードをつくり、ライトカラーにうすい肌色、ダークカラーに少し濃い肌色、インクカラーに黒、「広げる」に0.3を指定して、代替拡散につなぐ。拡散値と鏡面値は 0にしておく。
そして、Poser4モードでレンダリングするのだ。
レンダリングオプション画面で、Poser4タブをクリックして、アンチエイリアスにチェックを入れてレンダリングすれば完了だ。この方法は、BelBelに設定されていたマテリアル設定をそのまま流用したものである。Poser4モードのレンダリングなんて使わねーと思っていたが、意外と重要な使い道があってびっくりである。
追記) DAZ STUDIO の pwToon プラグインを使用してもかなりいいカンジのアニメ調画像を作ることができる。
アニメ調を想定して作られた、Poserフィギュア。
フィギュア本体に、服、髪、モーフターゲットが付属している。
関連:
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