おしりの大きな女の子フィギュア、Natu Setをゲット。
▲ムービーも作ってみた
セクシーフィギュアと言えばスリムで巨乳というのが一般的だろう。しかし、このフィギュアは、「ぽっちゃりしていて、巨尻」という路線に挑戦している。なお、巨尻という言葉が本当にあるのかは知らない。
▲ものすごい巨尻。単なる幼児体型ではない。
順に見ていこう。まずはフィギュア。
▲モザイクをかけた部分には、いやらしい作りこみがなされている。
シーンに呼び出し直後がコレだ。
お尻のあたりを強調した体型である。また、股間のあたりだが、だ、大丈夫かこれ、と心配になるほどの作りこみがなされている。具体的に言うと、あの部分が閉じたり開いたりするモーフが仕込まれているのだが、えー、ものすごくきめ細かく閉じたり開いたりするのだ。もっと言ってしまうと、お尻の穴までが開閉、いや、詳しくは自分の目で確かめてもらうことにしよう。
また、胸やほっぺた、耳、お尻についている黒丸は「肉をぷるんぷるんさせるためのコントロール用パーツ」である。コントロール用のボーンを足すことで、自然な肉の変形を実現しているのだ。スカートなんかには、よくコントロール用ボーンがついているが、フィギュア本体に使われているのを見るのは初めてである。 さらに、マグネットも組み合わせることで「服ごと簡単に変形できる」という仕組みになっている。
一般の諸兄の好みに対応するためか、「Slender」というフルボディモーフが用意されていて、割とフツー体型に近づけることも可能だ。かと思えば、「Fat」というフルボディモーフも同時に用意されており、ちょっとやそっとの巨尻では満足できない方々は、さらに肉付きを良くして楽しむこともできるのだ。
次に、バニーセット。
この中で、Tuxedo(タキシードだ)は、何故かうまくフィットしない。そういえば、PoserPro2012ではうまく動かないようなことが書いてあった気がしたが、これのことだろうか。
対処方法は、フィギュアに着用させたあと、TuxedoのBodyを選択状態にして、パラメータ/特性パレットの「Properties」にある「Match Endpoints when conforming」にチェックを入れればOK。Poser7や8あたりでは特に上記のような不具合は出ないようだ。
▲前からMatch EndPoints…なんて項目あったかな。 PoserPro2012 SR1適用後に出てきたような…
続いて、水着セット。
細かいしわが入って、なかなかの質感。さらに、後ほど紹介する「食い込みモーフ」を適用すると、水着が食い込んだ感じが表現される。
▲よく見ないと分からないが、左はおなかや胸のあたりに「食い込み」が発生しているのだ
付属ポーズも充実している。まずは通常のソロポーズ。
ソロポーズなどという言い方が一般的かどうかは知らないが、一人ポーズのことだ。よくある感じの、だけどもちゃんとバランスを考えられたいい感じのポーズが10種。
さらに、付属のBarセットと組み合わせて使うポーズも付属している。
ハリボテのバーの前に置かれたベンチに座るポーズだ。
▲なかなかいい質感の背景セット「Bar」用のポーズ
続いてMATポーズ。マテリアルなどを変更するポーズということだな。
まずは、肌のマテリアルを変えるMATポーズ。
次は、服のマテリアルを変えるMATポーズだ。これは、バニーセット用。
こちらは、水着セット用だ。
さらに、「Kuikomi for Natu」フォルダには、水着食い込み用のINJポーズがある。これは、フィギュア本体に対して適用するものなので、Natu本体を選択状態にしてからダブルクリックで適用しよう。
最後に、ユーティリティ用ポーズ。
バニーセットには、ハイヒールが付属しているのだが、そのまま「着用」させても足がフィットしない。そこで、Natu本体に「Fit HighHeel」(の色がついたほうのアイコン)を適用すると、ぴったりフィットするのだ。ちなみに色がついていないほうの「Fit HighHeel」を適用すると通常の状態に戻る。
これはまあ、こういうもんだと思っておけばいいだろう。他のPoser服などでも、ちょくちょく見かける。
Hand ViewとHand Hideは、おそらく手袋的な服を着用した際にハミダシ対策に使うんだろうと思う。
続いて、表情。
Natuの顔モーフには、喜怒哀楽を表すモーフのほか、耳を尖らせたり、目の大きさを変えたりと、顔つき自体を変えるモーフが付属している。
▲Exp系のモーフを適用。
ChocoNatu01とChocoNatu02は、顔つきを変えるモーフをいじったサンプル、なのかな。DefaultNatuはデフォルト状態に戻すやつで、Expが名前についているのは表情形モーフ、Langが頭についているのは「あ」「い」「う」「え」「お」の形に口が変化する、LipSync用データだろうか。ちなみに、一度Lang_xxを適用したら、いったん「Lang_Zero」を適用して元に戻さないとおかしなことになるので注意だ。
次は小道具。
よく出来たハリボテバー(ただし、外の風景)だ。
質感もいい感じ。かなり気合が入っているようだ。
そして、おもちゃ屋で売られているようなフィギュアの箱も付属している。
ちょっとシャレが効いているというか、でも違和感ないなこれ。
さらに、簡易背景セットと、おまけの髪。
おまけと言えども、それなりのモーフが付属していて、テイストを変えることができる。で、ちょっとアレ?と思ったのが、実はプロモーション画像などに使われている茶色の髪は別売りだということ。
これは、DAZで販売されている Cindy Hair という髪だ。今見てみたら、50%オフセールをやっていたので、勢いで買ってしまった。何やってるんだ私は。
▲衝動買いした Cindy Hair を合わせたところ。
Scaleと位置を適当にいじって無理やりフィットさせたが、結構いい感じ。まあいいか。
次はライト。
テイストの変わる3種類のライトが付属。好きなのを使えばいいと思う。
最後がカメラデータ。
それぞれのポーズに合わせて使うと、簡単にピンナップっぽい画像が作れるよ、というものなんだと思う。
個性的な路線を狙いつつも、かなりしっかり作りこまれたフィギュアである。価格は約$13と、値段に比べてクォリティ高すぎ。すごくお買い得感があると言えるだろう。
注意点は、プロモーションで使われている茶色の髪は付属していないことと、PoserPro2012では一部の服(タキシードや水着の上)をフィットさせるのに「Match EndPoint…」にチェックを入れる必要がある、ということくらい。
けどまあ、大きなお友達が本気で遊ぶためのエロモーフも完ぺきに搭載されていて、抜かりがない。テイストが好みに合えば、おすすめの一品である。
オリジナルフィギュアNatuのセット。
バニー服、水着、ポーズ、背景小道具などが付属している。
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PoserPro2012 製品情報
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