Poser覚書> フィギュアレポート > V4/A4

恐るべき作りこみのセクシー兵士風戦闘服 Gear Punk V4

 セクシー兵士風戦闘服、Gear Punk V4をゲット。


Aiko4 に着せてみた。髪は、 Kleo Dread Falls

 プロモーション画像を見て、半分脱げかかってるようなデザインだなあ、と思ったら、本当に半分脱げかかっている状態だった。「服の前を開く」モーフダイアルを調整して、脱げかかった状態にしてあったのだ。


▲本来の姿

 デザインがとても美しい。細部の作りこみやしわ、仕込まれた大量のモーフなど、ものすごいこだわり。それはもう、引いてしまうほどのこだわりである。私は、グッときてしまった。人の心を動かすものを芸術というなら、この服セットは芸術と呼んでもいいのではないか。私が今まで見てきたPoser服の中で、最高の出来だと思う。

付属物

  • フィギュア
    • ジャケット
    • トップ(ブラ)
    • ショーツ
    • ボトム(ひもパンツ)
    • グローブ
    • ブーツ
    • ホルスター(銃入り)
    • ビッグガン(小道具型)
  • ポーズ
    • ホルスター内の銃表示・非表示用ポーズ
    • ショーツのまわりについてる小物入れ表示・非表示ポーズ
    • (小道具型の)ビッグガンの銃身を開く・閉じるポーズ 左右
    • フィギュア本体の手・指の表示・非表示ポーズ 左右
    • 腕のみのポーズ(ARM POSES) x10
    • 全身ポーズ x10
  • 小道具
    • ビッグガン(小道具型) 左右
    • 手りゅう弾 左右
    • サングラス

 順に見ていこう。まず、フィギュア。

 セクシーさとかっこよさを兼ね備えた、素晴らしいデザインの服。すごい数の体型にフィットするようになっている。


▲体型フィットモーフ

  Victoria4 の各種体型に加え、 Aiko4V4 Elite の各種体型にも対応。それでも飽き足らず、GND4ほかのカスタムキャラクターにまで対応している。

 ジャケットやトップ(ブラ)は、おっぱい関係のモーフも充実。


▲おっぱい関係のモーフ


▲乳首モーフが発動した例

 服を着せるときには、少々注意事項がある。

  1.  Victoria4 または Aiko4 などを呼び出す
  2. (morph++を持っている人は)INJ Morph++ V4を適用
  3. フィギュア本体を選択状態にして、服を呼び出す。(選択状態になってないと服がフィットしない)
  4. 服を着せる(画面上部メニューから、Figure→Conform to)

 これで、フィギュア本体のモーフ、たとえばChestのNipples(乳首だ)を1.0にすると服の乳首部分も、もこもこと変形するわけだ。何故か服自体のモーフをいじっても胸周りの微調整や体型モーフは動かない。あとは、ジャケットをシーン内に二つ出したらモーフ操作時の動きがなんだかおかしくなった。気をつけよう。

 そして、面白モーフというか、セクシーモーフもしっかり用意されている。


▲ジャケットに仕込まれた「前を開く」フルボディモーフ

 左右独立で服の前を開くモーフだ。Open1Ltは服の左側を少し開く、というような意味。数字が大きくなるに従って、開き方をも大きくなっていく。4段階目になるともう、完全開放だ。

 


▲「Open」モーフを操作すると

 ブラの方にはもっと詳細なことが可能なモーフが仕込まれていて、完全開放できるのはもちろん、上にずらしてみたり、左右どちらかだけズラしてみたりと、煩悩の限りを尽くすことが可能だ。

 もちろん、ショーツの方にも同様のモーフが仕込まれている。


▲開く→開いて下ろすまで左右独立の4段階モーフ

 ショーツについてる小物入れには関節が仕込まれており、歩行時などにリアルに揺らしたりすることも可能。また、パンツには指でつまんで下の方にひっぱる、という感じの、私の想像を超えた煩悩モーフが仕込まれていて、びっくりした。


▲私の想像を超えた煩悩モーフ

 セクシーモーフだけではない。銃にもこだわりの仕掛けがある。


▲ビッグガン(フィギュア型)

 なんと、弾を込め直すために、銃身をバカッと開くことができる(CANNONパーツを選択して、Openモーフを操作)。さらにreloadモーフで弾丸を一発、弾倉に込める、という動きができるようになっている。さらにさらに、引き金は引けるようになっているし、撃鉄も起きるようになっているのだ。

 なぜか銃はフィギュア型と小道具型が用意されている。小道具型は動かないのかというとそんなことはなく、モーフで銃身が開いたりするようになっている。フィギュア型の方がより細かい挙動ができる、ということなんだろうか。

 なお、フィギュア型の銃を手に持たせるには、以下の手順でいける。

  1. フィギュア本体がデフォルトポーズ状態のときにフィギュア型銃を呼び出す。
  2. フィギュア型銃を選択状態にして、Poser画面上部のメニューから、Figure→Set Figure Parentを選択
  3. Object Parent画面が出てくるので、フィギュア本体のrHand(右手)を指定

 小道具型銃のほうは、そんなめんどくさいことをしなくても、フィギュア本体選択→銃を呼び出す、で自動的に手に張り付くようになっている。

 つづいて、ポーズを見ていこう。

 0HolsterGun(Hide)と0HolsterGun(Show)は、ホルスターを選択状態にして適用すると、ホルスター内の銃の表示・非表示を切り替えられる。同じように、0ShortsBag(Hide)と0ShortsBag(Show)は、ショーツを選択状態にして適用すると、ショーツについてる小物入れの表示・非表示が切り換えられる、というものだ。

 BigGunLtClosed~BigGunRtReloadは、小道具型のビッグガンの銃身を開いたり閉じたりするためのものだ。銃を手に持っているときに、フィギュア本体に対して適用しても同じように閉じたり開いたりする、まあ便利ポーズという感じだ。

 「HAND POSES」とだけデカデカと書いてあるアイコンはダミー。見出しみたいなもんなので、ダブルクリックしても何も起こらない。

 HIDE L HAND~SHOW R HANDはフィギュア本体に適用するとフィギュアの指の表示・非表示を切り替えられる。グローブから指がはみ出すときなんかに使うものだ。

 その次の「FIGURE POSES」とだけ書いてあるアイコンは、さっきと同じくダミーの見出しアイコン。

 その下からは、フィギュア本体に対して適用するポーズが並ぶ。服セットにこんなにポーズデータが付属しているのを見るのは初めてである。

 アイコンの左下に「ARM POSES」と書いてあるのは、腕だけに適用できるポーズ。文字が書いてないのは全身ポーズである。なかなかカッコイイポーズが揃っているようだ。


▲あちこち半分脱げながらも照準を定めているところ

 続いて、小道具。

 小道具型の銃は、フィギュア本体を選択状態にしてから呼び出すと左右の掌に張り付く(Parent)ようになっている。

 手りゅう弾は、テクスチャがすごいリアル。本物を見たことはないが、リアルな感じだ。

 手りゅう弾には、ピンを非表示にするためのモーフが仕込まれていた。これまた細かい。

 サングラスは Victoria4 の顔にフィットするように作ってあるようだが、Scaleを調整して Aiko4 にも問題なくかけさせることができた。さらに、「サングラスを上にずらす」「下にずらす」というモーフが仕込まれていて、本当に最後まで気が抜けない感じだ。

まとめ

 美しいデザインに丁寧な作り。芸術家のセンスと熟練職人の丁寧さが合わさったような、素晴らしい服セットと言えるだろう。値段は高めだが、そのくらいの価値は十分にあると思う。これは、自信を持っておすすめしたい逸品だ。制作者のOrion1167氏は、他にもいいデザインの服をリリースしているようなので、チェックしてみようと思う。


 Gear Punk V4

 Victoria4Aiko4 用のセクシー兵士風戦闘服セット。服、銃、ポーズが付属している。服には大量のモーフが仕込まれており、とても丁寧に作られている。


 

関連:
Aiko 4 Baseフィギュア
恐るべき作りこみのセクシー兵士風戦闘服 Gear Punk V4
ドレッドヘア Kleo Dread Falls (for V4/V3/A4/A3 他)
定番女性Poserフィギュア Victoria4.2紹介
リアルすぎる テクスチャ&モーフセット V4 Elite Bundle
Victoria4 紹介
フルボディモーフでデブキャラやせキャラを作る

次のセクシーアクションヒロイン服 Fawne V4へ


Poser覚書> フィギュアレポート > V4/A4 もくじ