Figure Setup Toolsをゲット。自作のobjファイルに関節やモーフを設定するためのツールだ。DAZ STUDIOのプラグインである。
▲ボーン表示は色つき。色なしにすることもできる。
Poserの「SETUP ROOM」「JOINT EDITOR」「Object→Load Morph Target」あたりに相当する機能がセットになっている。
私はひそかに、ぎゃああーっすっげえええ!というのを想像してしまっていたが、使い勝手は、Poser付属のものよりも若干いいかな、という感じ。
まだ、ざっと触ってみた程度だがよさそうなところを書き出しておこう。
Skelton Setupで「しっぽ」のような多関節を定義するのが少し楽。
Joint Editorでボーンの位置合わせがすごくやりやすい
→これは、どちらかというとPoserがやりにくすぎるせい。ちゃんとボーンの端をドラッグできて、親のボーンや子のボーンの端にスナップできる、という当たり前の機能がとてもありがたい。ただし、たまにおかしな動きをすることがあるようだ。
Joint Editorでスタティック部分とダイナミック部分がウェイト表示(赤と緑で色分け)されて、割と見やすい
球状影響範囲の微調整(移動や回転)がしやすい。球状の小さいキューブをドラッグすることで操作できる。
そんなところだろうか。まあ、ジョイントパラメータの調整部分なんかはチマチマした作業の連続なので、ちょっとした使い勝手の良さが作業効率アップにつながるのかも知れない。
注意、というほどではないが、一応書いておこう。インストール時に、こんなダイアログが出る。
▲CR2 Exporterを登録しますか? 残り30日
そう、シリアルコードが必要になるのだ。シリアルコードは、 DAZ トップページから、My Account→Order InformationのAvailable Serial Codesで確認することができる。
Skelton Setup、Joint Editor、CR2 Exporterにそれぞれコードが必要になるので注意しよう。
また、「Available Serial Codes」には、「Figure Setup Tools」のとこに3つの製品コードが一緒くたに書かれていて見づらい。私は、最初、あれシリアルコード一個しかないな、と思ってしまった。
機能面では、「ボーンの調整が当たり前に出来る」というところが一番ありがたかった。Poserのセットアップルームはきっとこの先、もう進化しないので今からDAZ STUDIOに乗り換えてもいいかも知れない。他は、特にものすごく便利!ということはなかったが、 Hexagon と DAZ STUDIOが簡単に連携できることを考えると魅力的。
また、上級向けツール、Advanced Figure Setup Toolsには、「ジョイントコントロールモーフを割と簡単に作る」機能を持つMorph Loader Proというのが含まれているらしい。まあ、もう少し使いこんだら購入を検討してみようと思う。
自作フィギュアや服に関節を設定するためのツール群。関節構造を定義するSkelton Setup、関節の曲がり方を設定するJoint Editor tool、objを読み込みモーフターゲットにするmorph loader、cr2形式ファイルを出力するCR2 Exporterがパックになっている。
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