DAZ STUDIO 3.0 有料版の新機能「Morph Follower」を使ってみたい。
これは服側に体型モーフが入っていない場合でも、(ある程度の精度で)自動体型フィットしてくれるという機能だ。
▲ Victoria4 、 Aiko4 にしかフィットしないはずのSchool Girl Uniform for Aiko4 が、 The Girl 4 に(そこそこ)フィット
つまり、 Victoria4 用の服ならば、すべて Aiko4 体型や The Girl4 体型にフィットさせることができる、という夢のような機能なのである。同様に、Victoria3 用の服は Aiko3 ほかの第三世代フィギュアにフィットさせることができる。
さらに言うなら、実験はしてないけどもモーフで作った各種カスタム体型にもフィットするはずである。
ただまあ、完璧というわけではなくて、ところどころハミダシが発生したらD-Form(DAZ STUDIOのマグネット機能のようなもの)で修正してね、という感じ。
他にもいくつか制限がある。マニュアルに書いてあるのをざっくり訳すとこんな感じ。
とりあえず、やり方。 The Girl 4 に、School Girl Uniform for Aiko4をフィットさせてみよう。
まずは、The Girl 4を呼び出し、服をThe Girl 4上にドラッグ&ドロップする
これで、服を呼び出して、着せるという操作になるのだ。服のほうはThe Girl4 に対応していないので、盛大にあちこちがはみ出す。
フィギュア上で右クリック→Morph Followerを選択
進行状況を示すバーが表示され、服がもこもことフィットしていく。これは見ていてなかなか楽しい。
▲変換中…
そして、最終的には結構いい感じにフィット。
この作業は必要な服を全部着せてから実行すれば、すべての服に対してフィットしてくれる。
▲スカートと靴下も着せてから、再度Morph Followerを実行した。
だいたいフィットしたが、これで十分だからレンダリングしよう、という気にはなかなかならないと思う。あとは、D-FormというDAZ STUDIOのマグネット機能でちまちま修正するのだ。
▲修正前。 パーツによっては盛大なハミダシが発生している
▲D-Formで修正。ほぼ気にならないくらいに修正できた。
今回、私はD-Formを初めてちゃんと使ったのだが、Poserのマグネット機能よりもかなり使いやすかった。仕組み的には同じような感じなのだが、変形の影響範囲がちゃんと表示されて、直観的に使えるのだ。D-Formの使い方については、別途まとめてみたいと思う。
さて、そんなこんなで修正したものに、ポーズさせてみよう。
ポーズさせることで、新たな細かいハミダシが発生しているが、おおむね満足の仕上がり。ここからさらにD-Formで気になる部分を直していけばOKだ。
昔の Victoria4 服などをAiko4 体型にフィットさせる、というのがきっと一番有効な使い方だと思う。
FigureMixerと組み合わせるとさらに面白いこと(男性フィギュアに女性服を着せるなど)ができそうなのだが、ちょっと試したところではうまくいかなかった。もう少し試行錯誤してみて、うまくいったらまとめてみよう。
そんなわけで、Morph Followerは、わざわざ新機能として搭載するだけのことはある便利機能に仕上がっている、と言っていいだろう。
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