DAZ STUDIO用のアニメーションブロック編集用プラグイン、 aniMate plus ( aniMate+ )をゲット。
▲画面下部に表示されているのが、aniMate+
従来のプラグイン、aniMateの改良・拡張版という感じだ。
なんというか、どれも最初からできるようにしておいてくれよ、という気がするがまあしょうがない。
Poser7にはとっくに搭載されていたレイヤードアニメーションだが、私は今まで何のために使うのか、いまいちわからなかった。
けど、ようやくわかった気がする。
Baseアニメーションに通常のアニメーションを入れ、その上に表情アニメーション、モーフアニメーション、異フィギュア間のポーズ差異吸収アニメーション(ポーズ)、猫背具合手足の開き具合調整アニメーション(ポーズ)を重ねていくと、元のアニメーションを書き変えずにバリエーションを持たせることができるのだ。文字で書くとさっぱりわからないが、こんな感じだ。
▲SubTrackの重ね方を「add」にしたときの例。完全にSubTrackで上書きすることもできる。
上の例は、Baseとなる歩きアニメーションに重ねて、SubTrack(aniMateで使われるレイヤーの単位)に、ゼロポーズを前かがみ、手を下げ気味にしたポーズを置いたもの。すると、最終的には合成されて前かがみで手のふりが小さい、しょんぼり歩きが出来上がるというわけである。
また、V4(またはM4)以外のフィギュアにアニメを適用する際に、補正をするときにもレイヤードアニメーションの機能を使う。
たとえば、Victoria3系フィギュアにアニメーションを適用する場合、SubTrackにv4-v3というaniBlockを置いておけば、ポーズがV3系用に補正されるのだ。デフォルトで付属しているのはV4→V3のみだが、その他のフィギュアの場合も自作できそうだ。調整は難しそうだが。
ざっと触ってみたところ、このレイヤードアニメーションの機能が一番の目玉のようだ。あとの新機能も、おいおい触っていこうと思う。
私は、既存aniMateユーザが購入できる優待版、 aniMate Plus Bundle Upgradeというパッケージを購入したので、3種類のaniBlock集が付属してきた。
「無意識のリアクション」集は、バリエーション多すぎの咳のアニメーション、体のいたるところをボリボリかくアニメーションが入ってて、ちょっと笑ってしまった。立ち位置または座り位置の位置調整もレイヤードアニメーションを使って簡単に行える。
私としては、日常動作集が手に入って嬉しいのだが、いざ再生してみるとやっぱ地味だなあ、という気はする。まあ、日常動作は地味なもんなんだな。
データ集のaniBlockのほうは、そこそこリーズナブルな価格なのだが、aniMate Plus本体は定価で約$100と、高い。アップグレード価格も、もうちょっと優待してくれてもいいんじゃないのかと思う。
けどまあ、レイヤードアニメーション機能は思ったよりも便利で、一つのアニメーションに、簡単にバリエーションをつけられるのがうれしいところだ。さらに、アニメーション編集がほぼ、aniMate+だけで完結できそうなのもうれしい。DAZ STUDIOデフォルトの、言うこと効かないTimeLineを使わずに済むのだ。
とりあえず、ぼちぼち動画でも作りながら触っていってみようと思う。
aniBlockと呼ばれるアニメーション単位で編集を行う、 DAZ STUDIO 用のプラグイン。
ドラッグ&ドロップを繰り返して、直感的にアニメーション編集を行うことができる。既存バージョンのaniMateと比べ、いくつか機能が拡張されている。
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