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DAZ STUDIOにIK機能が追加。ポージングがさらに容易に。

  DAZ のPoser互換ツール、 DAZ STUDIO 3.1に、IK(インバースキネマティクス機能)が追加された。

 IKというのは、Poserにもあるが、手やつま先など関節の末端を動かすと、繋がっているパーツの曲げ角度が自動的に逆算され、肘などが自動的に曲がる、というものだ。これによって、人形にポーズをつけるように、直感的なポージング操作が可能になる。

 この機能はPoserにも昔からあったのだが、「関節の角度制限」が効かず、手首などがメシャァッと折れてしまうのだ。


▲PoserのIK。 モデルは、 Michael4 + MH Ash 。


▲本当は、こんなふうに自動的に曲がって欲しい。

 私はPoser5あたりからのPoserユーザだが、恐ろしいことにこの件はPoserPro2010になっても一向に修正される気配がない。その間に、DAZ STUDIOはさっさと使い勝手の良いIKを搭載してしまったようだ。

 これにより、Poserでは当たり前に出来ていた「両足を固定して腰をドラッグすると座りポーズになる」ということが、DAZ STUDIOでも簡単に出来るのだ。もう、ポージングについてはPoserは完全に負けている感じ。アニメーションポーズもつけやすくなるだろう。

 他にも、カメラキューブ(ドラッグで簡単に視点を変える機能。少し前からあった)、シェイプツール(ドラッグで結果を見ながらモーフを適用。スライダーをちまちまいじらなくていい)といったおもしろ機能が追加されているようだ。これらは、DAZ STUDIO4に搭載される予定のもの。

情報元→DAZ STUDIO 3.2.1.4 Production Build Update(DAZフォーラム内のスレッド。英語)

 とりあえず、DAZ STUDIOのIKを使って色々アニメーションポーズをつくってみることにして、今回の覚書を終わる。

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