何かのはずみに、とってもリアルな3DCGの人物画像を見つけた。
▲本物にしか見えない、3DCGの女性
→韓国女優ソン・ヘギョメイキングチュートリアル(MAX用) (CG Arena内の一記事)
リアルだなあ、とかそういうレベルじゃなくて、本物にしか見えないリアルっぽさ。
上記チュートリアルには、SSSの設定とテクスチャ画像が紹介されていて、そのままPoserに流用できるわけではないのだが、まあ、30%くらいは意図してるところが伝わってくる感じ。レンダリングしているソフトの機能によるところも多いんだと思うが、Poserにも応用できるのではないかと試行錯誤してみた。
まずは、デフォルトマテリアルでレンダリングしたもの。
▲日本人フィギュア Koji 。ライトはIBL+無限光x2
んー、影の付き方とかが全然違うので、ライトのセッティングを途中で変えてしまったのかも知れないが、とにかくSSS関連の設定を施したのがこれだ。
▲日本人フィギュア Koji のマテリアルをちょちょいといじった。影がちょっと汚い。
▲マテリアル設定
右に三つ並んでいるテクスチャは、一番上がデフォルトのテクスチャ、真ん中が灰色に微妙なまだら模様を付け加えたもの、一番下が顔のテカリを表現するスペキュラマップで、額、鼻っ柱、ほっぺた、口のよこ、口の下、耳にテカリを出そうとしている。それ以外の部分も均一にならないように微妙なまだらを加えてある。ついでに、デフォルトのテクスチャをちょちょいと流用してバンプにつないだりしてみた。
で、結果としては影が汚いとか、髪が変で台無しとか、それらを差し引いても到底リンク先の画像にはかなわないなあ、という感じ。
とりあえず今回は「まだら模様」のテクスチャを使って、均一感みたいなのを消すとリアルにつながるかも知れない、ということを学んだ。たぶん。学んだことにして、今回の覚書を終わる。
関連:
フィギュア紹介 Koji
顔のつやをリアルにしてみる(SSS適用)