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DSON対応のDAZ STUDIOデータをPoserで使う

 DSON Importer for poserとは?

DAZ Studioのオブジェクト形式DAZ Scene Object Notation(DSON)を、Poserシーン上にロードするプラグインである。このツールを使うことで、DAZのGenesis、Genesis2、Genesis3フィギュアをPoserシーン上に呼び出すことが可能だ。


Victoria6 + Heroine Fantasy Armor + Fishtail Braids(髪) をPoserでレンダリング

 私は今まで、daz studio専用データをちょくちょく間違えて購入し、少し悲しい思いをしていた。

 あれ、インストールしたのに、Poserのライブラリに表示されないな。あっ・・・、コレdaz studio用データだった!
 みたいな感じで。

 しかし、実はDAZ STUDIOで「Poser用のコンパニオンファイルを作る」という手順を踏めば、
いとも簡単にdaz studio用データがPoserで使えるのだ。
 ガーン!

 

 そして、そのやり方は、1年ちょっと前の操・活・解さんの記事「Poser用のDSONインポーターが登場」にて、解説されていた。

 

 なお、以下の手順が使えるのは、DAZの商品ページで、以下のような表示があるものだけだ。

「DSON Core」という表示があるもの。Compatible 3D SoftwareにDAZ Studio 4.6(か、それ以降)の表示があるもの。
なので、あまりに古いデータは、無理かも知れない。

また、Poserには、 DSON Importer for Poser が必要だ。

では、やり方。

daz studioデータをPoserから呼び出せるようにするやり方

対象商品をインストールし、DAZ STUDIOを起動する
画面右のタブで「Content Library」をクリックし、対象アイテムのフォルダを選ぶ。
「Content Library」上で右クリックしてメニューを表示させ、「Create Poser Companion Files」を選択

 

「Include all *.duf files in all sub-folders」と「Copy relative source path(s)」にチェックをつけ、その下のプルダウンメニューから相対パスを選ぶ。
「Accept」ボタンをクリック

なお、いちいち商品フォルダを選ばずに、トップディレクトリでやれば対象データを全部変換してくれるが、「フリーズしちゃったか?」というくらい時間がかかるので、私はひとつひとつやってみた。

また、「Copy relative source path(s)」にチェックしておくと、フォルダの階層を作ってくれるので、整理がしやすいのだ。
(あれ? Trim from・・・を選ばないと、プルダウンで指定した内容は有効にならないんだったかな? まあいいや)

上記の手順をおこなうと、Poserのライブラリに「DSON Comversions」というフォルダができて、ここに変換後のデータが放り込まれる。


▲Poserに取り込めた!

ただし、全てのデータが完璧に変換されるわけではなく、中には失敗してPoserから呼び出したときにおかしくなるデータもあるようだ。

Genesis、Genesis2までは一応取り込めるようだ。Genesis3やGenesis8はムリっぽい。Poserには「漫画風レンダリング」や「お手軽物理シミュ」があるので、使いドコロはそこそこありそう。関連)Poserの基本機能・使い方

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