車フィギュア、Spy Car V12をゲット。
▲スパイカー
特に緊急脱出装置や煙幕発生装置などの装備がついてるわけじゃないが、なぜかスパイカーと名が付いている。777のどれかのシリーズで使われた車に似てるんだろうか。とりあえず「アストン・マーチン」(英国の車メーカー)で検索すると似たような車は出てきた。
▲後ろから見ても美しい
やはり、3DCGと車は相性がいいようだ。とても美しい。いや、もしかしたら相性がいいで片づけられないほど、ちょっとした曲線もめちゃめちゃ気合いを入れて作りこんでいるのかも知れない。
Fast and Ferocious Tunerと同じ人が作っているのだが、こちらの車はちゃんとキレイにPoser化されていて、前輪も曲がるようになっていた。その代わり、なのかどうかはわからないが後ろのハッチやボンネットは開かない。
▲ちゃんと前輪が曲がる
まずは、フィギュアから。
呼び出すと、シルバーの車体がぽん、と現れる。とっても美しい造形だが、その分ポリゴン数も多い。約24万ポリゴンである。
▲すごい細かい
ポリゴンは、ちゃんと四角ポリゴンで構成されている。四角ポリゴンで構成されていたからどうだ、というのはよくわからない。
社内もそこそこ作りこまれていて、ハンドルが回転するし、シートは若干だがリクライニングしたりする。
▲車内
ディティールは若干省略されている箇所もあるようだが、まあ、こんだけ作りこんであったら上出来じゃあないだろうか。
可動箇所を全部あげるとこんな感じ。
ハンドルだけは、なんだか回転の調整が甘いのか、回転時のズレが大きい。Poserで回転というのは難しいんだろうか。
▲ハンドルまわり。 ギアチェンジは、F1カーのような「バタフライシフト」のようだ。
続いて、ポーズ。
最初の3つのブーメランっぽいのはなんなの?と思ったら、ブレーキ部分だった。ホイールからチラリと見えるブレーキ部分がカラーリングされてるとおしゃれ、ということなのかも知れない。
車のカラーは5色だが、車体カラーには特にテクスチャは使われていないようだ。つまり、マテリアルルームで「BODY」のdiffuseの色を変えるだけで車体カラーが変わるので、好きな色がないよという場合は、自分で勝手に変えてしまえばいいんじゃないだろうか。
▲マテリアルルームで、マテリアル「BODY」を選び、Diffuse_Colorを変更すると
▲車体の色が変わった
ホイールも3種類付属しているが、同じ要領(マテリアル名はRIMS)で色を変更できる。
最後に前輪ポーズ。適用することで前輪二つを同時に曲げられるので微妙に便利、という感じのポーズだ。パラメータひとつで同時に前輪が曲がったりすると良かったのだが、まあ、それは自分でやり方を調べてみよう。そのうち。
ポリゴン数が多いので、人間フィギュアなどを呼び出すとPoserが重くなる、という欠点はあるものの、良くできた車フィギュアと言えるだろう。価格は定価で約$17。車フィギュアは基本的に高いものなので、まあ、こんなもんじゃないだろうか。
英国スポーツカー風のフィギュア。
ドアやタイヤ、ハンドルなどが可動するようになっている。
関連:
国産車っぽいスポーツカーフィギュア Fast and Ferocious Tuner